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小倉南区津田新町にフードロス削減店 YGS


週刊経済2024年6月12日発行号

2店舗目

食品ロス削減に関する小売業の㈱YGS(北九州市八幡西区本城1丁目、池田大樹社長)は7月中旬をめどに、同市小倉南区津田新町4丁目にフードロス削減店をオープンする。八幡店に次ぐ2店舗目。
店名は「エコイート小倉南店」で、NPO法人日本もったいない食品センター(大阪府)が本部のFC店。場所は小倉東IC東側。飲食事業者から賞味期限切迫の食品衛生上問題のない冷凍食品、ペットボトル飲料などの廃棄予定品を買い取り、定価の約3分の1程度の価格で販売する。平均客単価は1000円で、1日200人の来店を見込む。店舗面積は約130㎡。冷凍食品を中心に、飲料や菓子などをそろえる。営業時間は午前9時半~午後6時半。スタッフ数は3人。池田社長は「今後は福岡市への出店も考えており、県内10店舗を目指す。この活動に共感する事業者を増やし、食品ロス問題に貢献したい」と話している。
同社は2022年3月設立。資本金300万円。従業員は12人(パート含む)。決算期は4月。在庫品、法人在庫買い取り業の㈱ヤスキグループ(北九州市小倉南区朽網)のグループ会社で、22年5月に八幡西区本城1丁目に1店舗目をオープンしている。