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小倉南区に5階建て新キャンパス3月完成へ  九州栄養福祉大学    九州労災病院の移転に伴い


 学校法人東筑紫学園の九州栄養福祉大学(北九州市小倉北区下到津5丁目、室井廣一学長)は、同市小倉南区下曽根2丁目に5階建ての新キャンパスを建設している。3月初旬の完成予定。
 九州労災病院の移転に伴うもの。同病院にはリハビリテーション学部の講義を担当する医師が所属しており、近隣に新キャンパスを開設することで利便性向上を図る。名称は「小倉南区キャンパス5号館」。場所は下曽根2丁目交差点角、九州労災病院はす向かい。敷地面積45百平方m、建築面積650平方m、延べ床面積653平方m。1階は学生ホール、2~4階は6室の講義室、5階は大講義室。理学療法学科と作業療法学科の2学科の講義で利用する。中岡寛教授は「1年次の講義を行う小倉北区のキャンパスと、実習施設などのある小倉南区キャンパス、そして新キャンパスを活用しながら学生の育成に取り組んでいく」と話している。
 同校は1943年11月開学、食物栄養学部食物栄養学科で管理栄養士を育成してきた。教員数25人、学生数466人(11年3月)。