売上高は８・２％増の５０億円、利益は黒字化　きょくとう

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週刊経済2024年6月5日発行号

攻めの戦略でＭ＆Ａ、出店強化

クリーニング店展開の㈱きょくとう（福岡市博多区金の隈、牧平年廣会長兼社長）の２０２４年２月期決算（単体）は、売上高は前期比８・２％増の５０億７２００万円、経常利益は１億６３００万円（前年同期は９３００万円の赤字）で増収・黒字化だった。
脱コロナを転機とした「攻めの戦略」を展開。営業基盤強化を目的に、Ｍ＆Ａで新たに４８店舗を取得したほか、福岡市近郊のクリーニング工場も取得。さらに新規出店を９店、既存店のリニューアルを２２店舗で実施した。こうした設備投資が奏功し、売上高は４期ぶりに５０億円を突破。利益指標はいずれも黒字化し、最終利益は１億１９００万円（前年同期は１億６９００万円の赤字）となった。
今期の業績予想は、売上高は前期比５・１％増の５３億３０００万円、経常利益は同５２・８％増の２億５０００万円で増収増益を見込む。