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売上高は0・2%減の14億2200万円 ワイエスフード


週刊経済2024年6月12日発行号

経常利益は7100万円で黒字化

ラーメン店経営などのワイエスフード㈱(田川郡香春町鏡山、小川光久社長)の2024年3月期決算は、売上高が前期比0・2%減の14億2200万円で減収、経常利益は当初予想を6000万円上回る7100万円(前期は経常損失0万円)で黒字化となった。
店舗閉店の増加で減収した一方、福智町より「ほうじょう温泉ふじ湯の里」指定管理者運営費の補助金1400万円および損害保険金1600万円の入金があったことで黒字転換した。セグメント別では、外食事業において売上高は0・4%減の12億4300万円、営業利益は60・6%増の9600万円となった。店舗数は海外新規出店が2店、閉店が17店、直営からFCへの転換店舗が1店、FCから直営への転換店舗が1店で、前期比17店減の108店となっている。不動産賃貸事業では、売上高が3・3%増の3400万円、営業利益は37・9%増の500万円。外販事業は売上高が14・7%減の3500万円、営業損失は900万円(前期は900万円の損失)。20年6月から指定管理者として運営する「ほうじょう温泉ふじ湯の里」の温泉事業は、売上高が10%増の1億500万円で営業利益は0百万円(前期は営業損失1400万円)。その他の事業は、売上高が13・4%減の300万円、営業利益は28%減の0百万円。
今期は売上高が10・6%増の15億7300万円、経常利益は27・7%減の5300万円の増収減益を見込む。