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介護施設など対象に移動販売サービス開始 新生堂薬局


週刊経済2024年6月26日発行号

南区、那珂川市、春日市などがエリア

調剤薬局やドラッグストアを展開する㈱新生堂薬局(福岡市南区中尾3丁目、水田怜社長)は6月24日、介護施設や高齢者の多い団地などを対象に移動販売サービスを開始した。
日常の買い物が困難な施設入居者や、商店やスーパーなど店舗から離れた団地で暮らす高齢者に対する生活支援を推進するもの。移動販売車を初導入し、福岡市南区のドラッグ新生堂老司2丁目店に配置した。対象は同区、城南区の一部、那珂川市、春日市の介護施設と、南区の団地。生活日用品、化粧品、オーラルケアのほか、野菜、豆腐、牛乳、パンなど日配品、菓子などを取り扱う。年末年始除く月~金の午前10時から午後4時の間にエリア5~6カ所を回り、1カ所あたり30分~1時間程度滞在する予定。同社では「介護施設、地域住民との交流拠点として活用し、地域のコミュニティ活性化への貢献を目指す。需要を見て2台、3台目の導入を検討している」と話している。