NEWS

事業拡大に向け飲食、民泊事業に参入へ 大英産業


週刊経済2024年1月16日発行号

「街づくり」事業を推進

地場マンションデベロッパー大手の大英産業㈱(北九州市八幡西区下上津役4丁目、一ノ瀬謙二社長)は今後、新ビジネスの一環として飲食や民泊業に向けた準備を本格化させる。
メイン事業である住まいの提供に、飲食や民泊事業を加えることで、同社が経営理念の軸に掲げる「街づくり」事業をさらに進化させる。これに伴い11月13日の取締役会で決議した定款の変更案では、「ホテル・旅館等の宿泊施設の経営」「飲食料品の販売及び飲食店の経営」「旅行業法に基づく旅行業及び旅行業者代理業」を目的事項に追記しており、12月26日の株主総会で承認された。
一ノ瀬社長は「集客を含め賑やかな街を形成するには『体験』を後押しするコンテンツが必要であり、当社の事業フィールドを広げる弾みにしていきたい」と話している。