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ベトナムに半導体製造装置など販売子会社設立 南陽
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週刊経済2024年6月12日発行号
脱中国シフトに備え
機械商社・㈱南陽(福岡市博多区博多駅前3丁目、篠崎学社長)は来年1月、ベトナムのハノイに半導体・電子部品製造装置の販売子会社を設立する。
これまで同社は中国での販売を海外事業の主軸に据えていたが、米中対立や同国の景気低迷などによって、生産拠点が中国から東南アジア諸国にシフトすると予測。市場に潜在的な成長性があり今後も継続して積極的な企業投資が見込まれるベトナムに注目し、100%出資の子会社を設立する。子会社名は「ナンヨーエンジニアリングベトナム」(栗田真欣社長)で、資本金は20万ドル(約3100万円)。製造装置を国内から輸出し、現地にすでに工場を設けている日系企業や、今後進出する企業に納入する計画。