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FUKUSHO
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福岡 太一
㈱FUKUSHO 常務
ふくおか・たいち/北九州市八幡西区出身。1993年6月19日生まれの30歳。九州国際大学法学部卒。趣味はドライブ、ツーリング。大学4年時に剣道部主将として全国大会出場
太陽光発電の価値は売電からインフラへ
2012年から開始したFIT(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)により、太陽光発電事業者が急増し、太陽光発電=売電というイメージが植え付けられてきた。しかし適用期間終了による卒FITが進み、その一方で電気代や燃料価格の高騰により、企業や家庭で太陽光発電の自家消費需要が拡大。加えて、サステナブル社会における義務として再生エネルギーへのシフトが進み、太陽光発電による「電気」の価値は売電からインフラへと変化しており、本来の役割に戻ってきた。
そうした中、同社では自家消費・PPA(電力購入契約)・ノンFIT・系統用蓄電池・蓄電池発電所の5つを軸に事業を展開。国内大手コンビニチェーンの西日本エリア店舗屋根の太陽光発電パネル載せ替えや、工場屋根へのパネル設置、マイクログリッドでの発電所設置を通して、災害時の電力供給体制構築のサポートに取り組んでいる。
また、JETROとの連携事業であるベトナムでの再エネ事業がいよいよ本格化し、年内にもPPAによる設置計画がスタートを迎える。同時に、JICAとの民間連携事業であるセネガルでの太陽光による電源開発プロジェクトも進行中で、太陽光の持つ無限の可能性で世界を照らす。
DATA
所在地/〒807-0071 北九州市八幡西区上の原3-5-10
TEL /093-981-0153
創業/1996年8月
設立 /2013年8月
資本金 /6,600万円(グループ合計)
事業内容 /太陽光発電の設置・運営、電気・空調工事など
従業員/22人
売上高 /60億円
拠点 /東京支店
関連会社 /福岡電技㈱
(ふくおか経済2023年11月号FACE)