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(株)西日本シティ銀行
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顧客とともに成長する総合力No.1の地域金融グループへ
2004年10月の創立以来、地元で国内トップレベルのサービスの提供に努めてきた㈱西日本シティ銀行。㈱西日本フィナンシャルホールディングスのもと始動した新中期経営計画『飛翔 2020 ~知恵をしぼろう~』では、「顧客とともに成長する総合力No.1の地域金融グループ」を目指し、その中核を担う。
西日本FHグループ初の中計始動
2016年10月に設立した持株会社、西日本フィナンシャルホールディングス(以下西日本FH)のもと、昨年4月に始動した西日本FHグループ初の中計では、20年3月までを「さらなる飛躍に向けた基盤拡大に取り組み、お客さまに選ばれる地域金融グループを目指す『グループ総合金融力の進化』ステージ」と位置付ける。その基本戦略として①お客さま起点の総合金融サービスの向上②強靭な収益体質の構築③人間力・組織力の強化④グループ経営の高度化を掲げ、グループ全職員が知恵をしぼり、サービス・行動・人財・ガバナンスの革新に取り組み、「顧客とともに成長する総合力No.1の地域金融グループ」を目指している。
昨年7月に建て替え移転し「まるごとサポート店舗」化した春日支店(旧春日南支店) |
「まるごとサポート」を進化
その基本戦略の中でも、とりわけ力を入れるのが、「お客さま起点の総合金融サービスの向上」だ。具体的には、企業や個人のライフステージから生じるさまざまなニーズに応じて最適なサービスを提供してきた「まるごとサポート」をさらに進化させ、グループ一丸となって展開している。企業向けでは、地場産業の育成、成長分野への支援など地域経済の発展に資する最適なサービスを拡充。特に創業支援については、16年2月の天神地区に続き、昨年11月には北九州地区にも「NCB創業応援サロン」を新設し、創業カウンセラーを配置した相談受付態勢を整えた。
国際ビジネス支援ではグループの専門部署や、16年9月に提携した横浜銀行をはじめとする提携金融機関の充実した海外ネットワークを活用し広域かつ深度ある支援を展開。地元企業のASEAN進出ニーズに対応し、昨年3月にシンガポール駐在員事務所を開設し、同5月には東南アジア最大のDBS銀行と提携した。
一方、個人向けには特にニーズが高まる相続や事業承継対策に関して、新設したプライベートバンキング部を中心に専門人財を増員し、相談受付態勢を強化。グループ会社が持つ高度な資産運用提案力やM&A・事業承継の知見・ノウハウを活かしたサービスを提供する。
このほか、地方自治体や大学等と連携し、地方創生や地域の面的再生に積極的に取り組む「地域まるごとサポート」も展開する。
昨年12月、日本取引所グループ(JPX)の東京証券取引所と資本市場に関する連携で基本協定締結 |
ベストミックスチャネルを構築
こうした高度なコンサルティングサービスの提供とともに、ベストミックスチャネルの構築にも取り組んでいる。店舗チャネルとしては、昨年11月に北九州のグループ戦略拠点として「西日本FH北九州ビル」をオープン。同行の北九州営業部や北九州総本部に加えて、「証券」「保険」「リース」を取り扱うグループ会社等も入居する「まるごとサポート店舗」として総合金融力を存分に発揮する。昨年5月から今年3月までに、同ビルのほか6カ店をリニューアルしている。
また、「いつでも、どこでも、そしてもっと簡単・便利に」をコンセプトに銀行アプリをバージョンアップするなど、先進的なデジタルチャネルも拡充し、顧客のニーズに最適なチャネルを構築する方針だ。
昨年11月にグループの戦略拠点として開業した「西日本FH北九州ビル」 |
【DATA】
所在地/〒812-0011 福岡市博多区博多駅前3-1-1
TEL/092-476-1111㈹
設立/1944年12月
資本金/857億円
事業内容/普通銀行業
年商/9兆6,103億円(17年9月末)
代表者/谷川浩道 従業員/3,830人(17年9月末)
出先/(店舗)福岡、佐賀、長崎熊本、大分、宮崎、鹿児島、山口、広島、岡山、大阪、東京計185店
持株会社/㈱西日本フィナンシャルホールディングス
グループ会社/㈱長崎銀行、九州カード㈱、西日本シティTT証券㈱、㈱NCBリサーチ&コンサルティング、西日本信用保証㈱他
URL/http://www.ncbank.co.jp
【採用情報】
募集職種/一般銀行業務(総合職・地域総合職・地域特定職)
応募資格/総合職・地域総合職は四大卒以上、地域特定職は短大・専門卒以上
採用実績/2018年度192人(大卒189人、短大卒3人)
問合せ先/TEL.092-461-1774
担 当/人事部 人事グループ
(ふくおか経済EX2018年)