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麻生グループ
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麻生 巖
麻生グループ 社長
社会変化を敏感に捉え、能動的に動く
昨年の創業１５０周年から、次の２００周年に向け踏み出した麻生グループ。今年４月には１９８５年から運営支援を続けている「飯塚国際車いすテニス大会」を４年振りに開催し、世界から選手80名が集結したことは大きな話題となった。６月には昨年に続き麻生飯塚ゴルフ倶楽部で「ＡＳＯ飯塚チャレンジドゴルフトーナメント」を開催。特別支援学級小中学生の「スナッグゴルフ大会」や障がい者ゴルファーとの「チャレンジド･プロアマ大会」も開催し、当日は障がい者の方もボランティアを務め、大会を成功裏に収めた。
同８月にはグループ会社アソウ・ヒューマニーセンターが設立した障がい者スポーツ選手雇用センター「シーズアスリート」所属のゴールボール男子チームが、24年パラリンピック出場権を獲得するなど、パラスポーツ支援で障がい者の社会参加促進にも積極的に参画。さらに、沖縄県の不登校等社会から疎外された子供達にバスケットボールを通し未来を拓く活動を展開する一般社団法人「Arch to Hoop」に共感、支援に動いている。「グループとして今後も更なる成長を目標としていく。社会変化を敏感に捉え、能動的に事業に取り組む組織であること。それに一緒に取り組む人材採用と育成強化は欠かさない」と麻生社長は意気込む。
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| 麻生巖 麻生グループ社長 あそう・いわお／福岡県飯塚市出身、1974年生まれの49歳。慶應義塾大学経済学部を卒業後、97年4月に日本長期信用銀行入行。98年10月、ケンブリッジ大学(国際関係学専攻)留学後、2000年6月に㈱麻生セメント入社。01年6月、同社取締役、10年6月には㈱麻生社長に就任。16年1月から㈱麻生セメント社長も兼務している |
DATA
所在地／〒820-0018 福岡県飯塚市芳雄町7-18（㈱麻生 本社）
TEL／092-833-7755
創業／1872年（明治5年）（㈱麻生）
グループ社数／117社（2023年4月1日現在）
グループ総売上高／7,577億円（2023年3月期）
グループ社員数／1万7,028人（2023年4月1日現在）
※協力提携法人・機関含む
（ふくおか経済2023年11月号FACE）