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麻生
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麻生 巖
㈱麻生 代表取締役社長
常に変化に挑戦し、多角展開で社会貢献
麻生グループは２０２４年3月期において売上高と営業利益、純利益がともに過去最高を記録。特に純利益は前期比８７％増の１９５億円に達した。これには、セメントの値上げや新型コロナ禍が収束に向かっていることもさることながら、麻生グループの多角的な事業展開の成果が大きく現れている。
今年９月のパリ・パラリンピックではゴールボール男子日本代表が金メダルを獲得。チームの工藤力也ヘッドコーチは㈱アソウ・ヒューマニーセンターが運営する障害者スポーツ選手雇用センター「シーズアスリート」所属で、選手やサポート陣の弛まぬ努力が実を結び、大きな感動を呼んだ。また、11月11・12日には「日本障害者オープンゴルフ選手権（特定非営利活動法人日本障害者ゴルフ協会主催）」が麻生飯塚ゴルフ倶楽部で開催を予定しており、13日には飯塚市特別支援学級の小・中学生を招待し、「スナッグゴルフ体験会」を実施予定だ。体験会は今年で3回目。地域の生徒や保護者の方々から好評をいただいており、引き続き、障がい者や次世代教育にも積極的に取り組んでいく。麻生社長は「グループのさらなる成長を目指し、社員の待遇改善にも力を入れていきたい」と話す。常に変化に挑戦しながら多様な事業展開で社会の課題解決に貢献し続ける。
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| 麻生巖 社長 あそう・いわお／福岡県飯塚市出身、1974年生まれの50歳。慶應義塾大学経済学部を卒業後、97年4月に日本長期信用銀行入行。98年10月、ケンブリッジ大学（国際関係学専攻）留学後、2000年6月に㈱麻生セメント入社。01年6月、同社取締役、10年6月から㈱麻生社長に就任 |
DATA
所在地／〒820-0018 福岡県飯塚市芳雄町7-18
TEL／092-833-7755
創業／1872年（明治5年）
グループ社数／116社（2024年4月1日現在）
グループ総売上高／8,561億円（2024年3月期）
グループ社員数／1万7,242人（2024年4月1日現在）※協力提携法人・機関含む
（ふくおか経済2024年11月号FACE）