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西部電気工業
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笠原 正昭
西部電気工業㈱ 社長
かさはら・まさあき／横浜市出身、1945年1月30日生まれの61歳、慶應義塾大学工学部卒。68年日本電信電話公社（現ＮＴＴ）入社、福岡本部長、取締役技術部長、ＮＴＴ西日本常務取締役大阪支店長などを経て2002年6月西部電気工業副社長、03年4月社長に就任。趣味は囲碁、ウォーキング、ゴルフ
ＩＴ時代の総合エンジニアリング企業
来年７月、創立６０周年の節目を迎える。
創業以来、一貫して安全・高品質を第一義とし、最先端の技術力を駆使して九州の情報通信設備工事をリードするなど情報通信設備の基盤整備を担ってきた。 今日では情報通信設備関連、ネットワークソリューション、設備・土木関連、環境関連を主業務に「ＩＴ時代の総合エンジニアリング企業」として時代の変化に即応する。
今年３月に光通信インフラ工事の増加に伴う体制強化のため長崎支社を新設。また、環境事業部、設備事業部、太陽光発電事業部を統合し営業活動の一本化による受注拡大など、さらなる事業領域の拡大に取り組む。７月には「光通信工事技能競技会」において優勝、準優勝するなど、長年培った技術力を発揮。
ＩＳＯの認証取得にも積極的だ。すでに全社で認証取得しているＩＳＯ９００１。０２年には労働マネジメントシステムに準拠した社内システムの運用も開始。情報セキュリティ面では０４年にＩＳＭＳの国際標準規格と国内標準規格を同時取得。さらにＩＳＯ１４００１は、今年２月に認証を全社に拡大・取得した。 「安全と品質」を最重要テーマに、日々進展する高度情報化社会のインフラ整備に貢献し続ける。
DATA
所在地／福岡市博多区博多駅東3-7-1
TEL／092-418-3111（代）
資本金／16億円
事業内容／情報通信設備の設計・建設・保守、電気・管工事、土木工事、太陽光発電・環境関連工事、ネットワークソリューション等
従業員数／1,153人
年商／485億円（2006年3月期）
（ふくおか経済2006年11月号FACE）