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TheFace 2018

福岡県社会保険労務士会


帆士 宣洋

福岡県社会保険労務士会 会長

ほし・のぶひろ/大牟田市出身。1942年2月25日生まれの76歳。福岡大学経済学部経営学科卒。卒業後、主に民間会社の営業畑を歩み、1988年社会保険労務士事務所「帆士経営管理事務所」を開業。1991年㈲ケイ・アール・シーほし事務所を設立し、社員教育・人事制度の設計・評価者訓練・能力型、職務型、成果型賃金設計・職務基準の作成などを中心とした人事コンサルティングを開始。2011年から現職
(写真)前列左から、帆士宣洋会長、後藤昭文副会長。後列左から、井戸健作副会長、今村清副会長、江口勝彦副会長、小川美也子副会長

「人を大切にする」働き方改革の専門家

昭和43年に社会保険労務士法が制定され、今年で創設50周年を迎えた。
同制度は戦後の高度経済成長期に複雑化した労働社会保険諸法令の諸手続きをはじめ、労務管理の相談指導の業務を通じて事業主の責任と義務、そして働く人たちとその家族の権利と義務について役割を果たす国家資格者の制度として創設され、以後8度の法改正を経て今日まで発展を遂げてきた。
企業の発展に「人」の力は不可欠であり、人が働く上で労務管理が必要となることに今も昔も変わりはない。最近は働き方改革が叫ばれているが、経営者や担当者は「何をすればよいのか」「取り組む余裕がない」「コストがかかるのでは」と悩んでいないだろうか。一つひとつの企業に寄り添った労務管理を提案し、『人を大切にする』企業づくりを支援する。それが『人を大切にする』働き方改革の専門家、社会保険労務士である。
福岡県社会保険労務士会の帆士会長は「働き方改革の内容は、まさに社会保険労務士が日頃から取り組んでいる労務管理にかかわるもの。積極的に協力し、国民一人ひとりが安心して働き暮らすことのできる『人を大切にする』社会の実現を目指して取り組んでいきたい」と意気込みを語った。

DATA
所在地/〒812-0013 福岡市博多区博多駅東2-5-28 博多偕成ビル301
TEL/092-414-8775
設立/1968年9月
活動内容/社会保険労務士法に基づく団体で、社労士の品位、資質の向上及び業務の改善進歩を図る
会員数/1,512人
組織/福岡中央、福岡東、福岡南、福岡西、北九州(小倉支会、八幡支会)、県南(久留米会、大牟田会)、筑豊支部

https://www.sr-fukuoka.or.jp/

(ふくおか経済2018年11月号FACE)