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福岡情報ビジネスセンター
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武藤 元美
㈱福岡情報ビジネスセンター 社長
むとう・もとみ／久留米市出身。1961年1月14日生まれの57歳。福岡大学人文学部英語学科卒。趣味は登山とカヌー。盛和塾福岡代表世話人（2011年稲盛経営者賞受賞）、ユーオス・グループ全国理事監事、九州IBMユーザー研究会会長、全国IBMユーザー研究会連合副会長、福岡大学産学連携協議会役員、NPO関連理事長他（写真）前列中あ央が武藤社長
グループ新体制でAI事業を拡大
各種情報システム開発、ＩＴコンサルティングの㈱福岡情報ビジネスセンターは昨年、創業30年を迎えた物流倉庫管理システム開発の㈱ケイエム（福岡市博多区）を子会社化した。「両社のこれまでの知見と技術ノウハウを集結し、新体制で全国展開を進めていく」と抱負を語る武藤元美社長。２０２０年６月期でグループ売上高40億円、営業利益４億円、社員数２００人の達成を目指す。「ホールディングス化とデジタルビジネスのスタートアップを続けていく」。今後はＭ＆Ａの活用も視野に、組織力強化を図っていく。
同社がさらなる飛躍に向けた一手として掲げるのは、好調な自社クラウドサービスである。「Power Cloud」に「Power AI」を新たに加え、ユーザー企業のＡＩ活用を手厚く支援する。日本ＩＢＭ社のパートナーとして、製造物流企業のクラウド化やＡＩの導入、運用支援サービスに注力する。昨年九州で初めて「IBM Champions for Cloud」に選ばれた坂本新執行役員が、２年連続で同賞を受賞。武藤社長は「食品製造業をはじめ、RoboticsとＡＩによる画像認識を活用した品質管理に大きく貢献するサービス事業へと成長する」と意欲を燃やす。技術と信頼でネットワークを築くエンジニア集団から今後も目が離せない。
DATA
所在地／〒812-0011 福岡市博多区博多駅前3-26-29 九勧博多ビル8F
TEL／092-402-1311
設立／1998年7月
資本金／5,000万円
事業内容／ITコンサルテーション、システム開発、クラウド事業、AI・IoT事業
グループ従業員／85人
グループ売上高／12億5,000万円（2018年6月期）
拠点／（東京オフィス）東京都品川区西五反田7-22-17 TOCビル8F
関連会社／㈱ケイエム
（ふくおか経済2018年11月号FACE）