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TheFace 2017

福岡市農業協同組合


 

鬼木 晴人

福岡市農業協同組合 組合長

おにき・はると/福岡市西区出身。1951年3月生まれの66歳。71年に就農し、2008年JA福岡市理事(非常勤)に就任。14年6月から代表理事組合長。現在、福岡県信用農業協同組合連合会経営管理委員会会長、福岡県農業信用基金協会会長理事、農林中央金庫JAバンク経営管理委員、㈱九州地区農協オンラインセンター取締役を兼務している。趣味はツーリング

発足55周年、JAが支える地方創生を目指す

今年10月で「発足55周年」を迎えた福岡市農業協同組合(JA福岡市)。設立以来、「農と食、豊かな自然環境を守る」ために必要な相互扶助の理念を掲げ、組合員の弛まない努力と献身的な協同活動で全国有数の「総合農協」に相応しい発展と実績を築いてきた。

2期目を迎えた鬼木晴人組合長は、平成28年度を農業・農協改革に対する自己改革元年として位置付け、「福岡市食料農業協同組合を目指した総合三カ年計画」を策定。各支店で食農教育・地域清掃活動、イベント等を行う「支店行動計画」の実践や学童稲作・味噌づくり等の食育活動を推進しているほか、昨年10月には全国に先駆けて「民事信託」の取扱いを開始。「組合員も順調に増加し、30年度には4万人を突破する勢い。これまでJAの礎を築いていただいた組合員や共栄会の方々、職員に感謝したい。新役員体制のもと、今後も〝リーディングJA〟を合言葉に農業経営の安定と地域活性に大きな役割を果たしていく」と抱負を述べる。

昨年11月、協同組合がユネスコ「無形文化遺産」に登録されたことで、組合思想と実践が人類の大切な財産であることを国際社会が評価したこともJA活動の原動力になっている。「JAが支える地方創生を目指して…」。鬼木組合長の第2ステージが始まる。

DATA
〒810-0001 福岡市中央区天神4-9-1 TEL 092-711-2001 設立/1962年10月 創業/1948年 出資金/50億3,247万円 事業内容/金融および共済、農業資材購買、農業資材・農畜産物販売など各種農業協同組合事業 主要事業実績(2017年3月期)/貯金残高3,765億4,688万円、貸出金残高2,024億570万円、長期共済保有高8,226億5,367万円、販売品取扱高40億281万円 職員数/635人 組合員数/3万8,353人(2017年3月現在) 関連会社/㈱ジェイエイ福岡、㈱JAファーム福岡

http://www.ja-fukuoka.or.jp