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社会事業やぐらもんグループ


仁泉 浩

社会事業やぐらもんグループ 会長

にいずみ・ひろし/福岡県出身、1965年10月23日生まれの57歳、金融機関やアパレル商社の海外事業部勤務を経て、29歳で社会福祉法人を経営。福岡県婦人保護・救護施設協議会会長職を延べ10年務めた。2009年に(株)仁コーポレーションを設立。2019年5月に(株)ヤグラモンに社名変更。現在は、一般社団法人繋紡会、NPO法人ニーズミーを併せた3法人で社会事業やぐらもんグループを構成。「やぐらもん」の屋号で居住支援、就労支援、介護サービス等福祉事業と地域活性化事業を手掛ける
(写真)仁泉浩会長(左)と安武一樹COO統括プロデューサー(右)

社会事業として「食・住・職」を支援

介護事業から始まり、福祉事業を包括的に手がける「社会事業やぐらもんグループ」。障がい者就労支援による「職」、居住支援による「住」に加え、この秋から「食」分野で新展開を始動。ビストロ・グランメール安武一樹氏をCOO統括プロデューサーとして迎え、新たにGブランド㈱を設立し、
クリスマス商戦に向け大名紺屋町にてクロッフル&コスタカフェ「GRANDF
RE」のFC1号店をオープンする。
テイクアウト需要に適するコンパクトな規模で出店でき、コカ・コーラ社の「COSTA COFFEE」との提携で、クロッフル派生系の新たなスイーツを提供。味や品質はもちろん、話題性も大きく、1号店を旗艦店としてFC展開を加速する方針だ。その根底には「コロナで廃業した飲食店オーナーは少なくない。そうした方々がもう一度飲食業で復活するための一助になりたい」という想いがあり、「これまでにいただいた縁から初期投資とランニングコストを抑える仕組みを構築しており、さらにはクロッフルの次の仕掛けとなる商品も考えている」と自信を見せる。
地域に根ざした活動によって、多方面からの支持と応援を受けるやぐらもんグループ。人々の暮らしに不可欠な「食・住・職」の支援基盤を確立することで、一層の社会事業拡大を目指す。

DATA
所在地/〒812-0038 福岡市博多区祇園町2-24
TEL/092-707-0149
設立/2009月3月
資本金/1,380万円(グループ合計)
事業内容/福祉事業(障がい者就労支援、介護サービス、福祉コンサルティング)、居住支援事業、地域活性化事業(マルシェ企画主催、まちづくり支援)、飲食業
拠点/GRANDFRE大名店(中央区大名)、Boulangerie小笹・就労支援やぐらもん小笹山手(中央区小笹)、就労支援やぐらもん筥崎社領(東区社領)、千代アトリエ(博多区千代)、デイサービスやぐらもん(中央区小笹)、居住支援法人やぐらもん(東区社領)、やぐらもんビル(中央区今川)、グループ本部・会長室(博多区祇園町)

http://yaguramon.com/

(ふくおか経済2022年11月号FACE)