FEATURE

TheFace2022

医療法人 福岡桜十字 桜十字福岡病院


医療法人 福岡桜十字
桜十字福岡病院

今村博孝 名誉院長(左)
いまむら・ひろたか/鹿児島市出身。1950年9月生まれの72歳。ラ・サール高等学校・九州大学医学部卒。81年九大医学部放射線科助手、82年麻生セメント飯塚病院放射線科医長、92年同病院放射線科部長、友愛病院副院長、94年友愛病院院長、2006年福岡市博多区医師会会長、09年友愛病院理事長・院長を経て、13年から桜十字福岡病院理事長・院長、20年10月から名誉病院長として医療法人福岡桜十字の理事長職に専任。趣味はバドミントン、ガーデニング
山本雄祐 院長(右)
やまもと・ゆうすけ/朝倉市出身、1956年3月生まれの66歳。九州大学医学部医学科卒。81年6月九州大学医学部付属病院研修医、84年10月九州大学医学部付属病院循環器内科、86年6月松山赤十字病院循環器センター、89年1月英国ロンドン大学ハーマースミス病院、91年7月琉球大学医学部付属病院、92年7月国立循環器病センターCCU、2010年6月済生会福岡総合病院副院長を経て、19年4月から桜十字福岡病院副院長、20年10月に院長に就任。趣味はラグビー、ミュージカル

再開発事業と好調な健診事業で地域貢献

JR九州グループとの共同事業による福岡市中央区大手門の小学校跡地の再開発「りすのこ‐Reすのこ‐プロジェクト」の工事が、2024年1月の全面開業に向け着々と進む。「地域に根差した施設でありたい」。そう口をそろえる今村名誉院長と山本院長は、「まちの安全・安心」を支える新たなランドマークの誕生を誰よりも心待ちにしている。8560㎡の敷地には「桜十字大手門病院」をはじめ、住宅型有料老人ホーム、体育館、芝生広場などを整備。特に完成間近の体育館は今年12月に地域行事などでの暫定利用を開始するほか、来年2月には健康増進イベントも実施し、街の賑わい・魅力づくりへの第一歩を踏み出す予定だ。
一方の既存事業では、好調な健診事業を背景に、昨年5月に桜十字福岡病院の健診フロア、今年10月に博多駅健診クリニックをリニューアル。さらに今年4月には人間ドック・健診センターに初の女性センター長が就任すると、母の日に乳がん検診をプレゼントするイベントが大きな反響を呼んだ。今後も女性目線のきめ細かな健診サービスはもちろん、地域住民との交流イベントを通じて予防医学の重要性を訴えていくなど、さまざまな取り組みで地域社会に貢献していく。

DATA
所在地/〒810-0004 福岡市中央区渡辺通3-5-11
TEL/092-791-1100
開設/1973年
診療科目/内科・循環器内科・消化器内科・脳神経内科・放射線科・リハビリテーション科・糖尿病内科・呼吸器内科・漢方内科・婦人科
病床数/入院病棟:199床 老健:100床
関連施設/桜十字博多駅健診クリニック、けご病院、花畑病院、原田病院
【有料老人ホーム】ホスピタルメント福岡天神、ホスピタルメント桜十字博多
【介護事業】デイケアセンター、リハビリ型デイサービスLet’sリハ、訪問看護、訪問介護、訪問リハビリ、居宅介護支援

https://sj-fukuoka.or.jp

(ふくおか経済2022年11月号FACE)