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松本組
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松本 優三
㈱松本組 社長
まつもと・ゆうぞう/福岡市東区出身 1957年11月12日生まれの49歳。明治大学商学部卒。81年4月に㈱松本組入社。90年に常務、93年4月に代表取締役副社長を経て、94年7月に代表取締役社長に就任。福岡商工会議所議員。福岡県建設業協会会長、福岡県建設業厚生年金基金理事長、建設業労働災害防止協会福岡県支部顧問、全国建設業協会土木委員長ほか要職多数務めている
「元気都市・福岡」を支える新たな価値観を創造
創業以来、長年培ってきた知的財産と洗練された技術力で、九州における地域振興に大きな役割を果たしてきた地場大手ゼネコンの㈱松本組。
国内の建設需要が85兆円から53兆円産業に低迷している今日、同社では建設業界の構造改革に適用した新たな価値観の創造と品質システムの拡充に注力してきた。「土木事業に次ぐ新たな挑戦」として民間マンション建設事業に本格参入し、06年8月にはアイランドシティ内の40階建て3棟の「タワーマンション」(新栄住宅㈱)の共同事業を受注。同年9月には西日本鉄道㈱から福岡市博多区千代町の再開発ビルを40億円で単独受注するなど、「自ら活路を見出す努力」を実践する企業姿勢を貫いている。
また、老朽化した既設管の内壁を補強する「SPR工法」や団粒構造の表土を再生し植物を種子から樹林化する「SF緑化工法」などの再生事業にも積極的に展開。九州内の各自治体や九州大学新キャンパス造成地で採用されるなど、環境保全事業における「メンテナンス時代」到来を象徴する確かな技術と創造力、品質の高さを実証している。
今後も地域社会への更なる貢献のため、「松本組」ブランド飛躍のため、「元気都市・福岡」づくりの最前線を支え続ける。
松本優三 社長
DATA
所在地/福岡市東区馬出1-1-19
TEL/092-651-1031
創業/1916年5月
設立/1966年5月
資本金/3億円
従業員数/148人
完成工事高/108億円(2007年6月期)
営業種目/土木、建築、道路、鉄道、電力および各種関連工事
支店/東京
営業所/久留米
関連会社/㈱陽光商事、㈱結城補道
http://www.matsumotogumi.co.jp
(ふくおか経済2007年11月号FACE)