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安心計画(株)
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最先端技術を駆使し「日本一の住宅プラットフォーマー」へ
(写真左上)ウォークインホーム・プラスで作成したCG画像
(右上)リニューアル予定の「ウォークインホーム・プラス」の新パース
(左下)安心計画が提供するVRサービス(右下)社員旅行先の下関で記念撮影
最先端のIT、CG、VR技術を活用し、住宅シミュレーションを中心にした営業支援ソフトの開発、販売、運用コンサルティングを展開。住宅関連企業との連携強化で、主力商品の「Walk in home Plus(ウォークインホーム・プラス)」の付加価値を向上させるなど、時代のニーズを先取りした住宅営業を提案している。
VRなど新技術活用で住宅営業支援サービスの充実図る
最先端のIT、CG、VR技術を駆使し、住空間をリアルに表現するソフトの開発、販売、運用サポート・コンサルティングを展開。間取図など平面図では難しい住宅完成後のイメージを、CGやVRでリアルに提案する手法を、工務店やビルダーに広めている。特に、主力商品の「Walk in home Plus(ウォークインホーム・プラス)は、これまでに全国の中小工務店や大手ハウスメーカー5000社以上が導入し、プレゼンツールとして主に営業担当者から重宝されている。
2018年からは、住宅関連事業に携わるパートナー企業との連携を進めている。エクステリアや、インテリアメーカーなどと協業し、パッケージ提案や耐震シミュレーションソフトとの連携ほか、ニーズに合わせたさまざまなサービスを提供。各企業とのコラボレーションによる相乗効果で、ウォークインホーム・プラスに付加価値を与え、他社サービスとの差別化を図っている。
「ウォークインホーム・プラス」と連動するVRシステムは、施主が住宅の外観や内観のCGパースを360度すみずみに至るまで確認が可能。データをLINEで共有できるのに加え、スマートフォンやVRゴーグルを活用することで、手軽で楽しく新居生活をイメージできる。
またVRは、工務店や、内装、設備などの専門業者に、施工箇所の完成イメージを明確に伝えやすいのもメリット。吹き抜けやバルコニーなど施工イメージの難しい箇所を、形象化してデータ共有することでトラブルを未然に防ぐことも可能だ。このようにVRはリアルな住空間を体感して楽しむだけでなく、住宅営業を支えるツールとして、大きな役割を担う可能性を秘めている。住宅提案は、平面から3D、そしてVRでのイメージ提案へと時代に応じて移り変わり、さらに進化を遂げていく。
バーチャル空間の住宅総合展示場運営を構想
これからの安心計画のビジョンは、ネット上に住宅総合展示場をつくり、それを運営する「日本一の住宅プラットフォーマー」になること。 “住宅データバンク”と言えるものを構築し、登録した施工会社がCGで作成したモデルハウスを出展。さらに設備や家電、家具メーカーなども参加・展示できるバーチャル空間の提供を構想している。ネット上であれば、施主は時間を選ばずいつでも閲覧でき、VRでイメージを掴むことができる。また、展示している商品をクリックすれば、住宅そのものから、家電やアクセサリー、テーブル上の食品まで購入できる仕組みの構築も目指す。このバーチャル展示場が実現すれば、通常、高額な費用がかかるモデルハウスの建設や、出展費用などコスト抑制にも期待がかかる。
人間性を重視した社員教育が成長の鍵
同社では多様なサービスを展開する中で、企業の経営者や役員などに直接提案する機会があるため、「社員一人ひとりの人間性も重視される」という。そこで、月に一度、全社員が参加し、人間学を学ぶ月刊誌「致知」の感想文を読んで意見を交換する勉強会を実施し、社員教育にも力を入れている。読解力や傾聴力、プレゼン力などさまざまなスキルを身に着けるのが目的だ。社員からも「他の社員の意見を聞くことで新しい発見があり、非常に密度の濃い時間を過ごせている」と好評。昨年までの「心を育てる」勉強に加え、今年はさらに一歩進めて「実践」に移せるよう外部研修機関による定期研修会も取り入れているなど、困難な環境下でも活躍できる社員を育成し、未来を切り開いていく。
毎月1回、社内で人間力を高める勉強会を実施 |
採用情報
募集職種/総合職
応募資格/大学、大学院卒(全学部全学科)
採用実績/2020年度5人
採用予定/10人
問合せ先/TEL.092-475-1751
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担 当/白木・堀
(ふくおか経済EX2020年)