FEATURE
地域みらいグループ
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脇山 章太
㈱地域みらいグループ 社長
わきやま・しょうた／熊本県出身。1974年10月17日生まれの50歳。父・脇山章治現最高顧問の仕事の関係で7歳まで米国シアトルに滞在。9歳で帰福。慶応義塾大学経済学部卒。日商岩井（現・双日）に入社後、住友林業に勤務。5年間のオランダ赴任や、矢野龍元社長の秘書などに従事した。2011年の東日本大震災を機に、翌12年に帰福し北洋建設入社。18年11月から現職。趣味は休日の大濠公園ランニング、サウナで整うこと。最近は少年時代に聴いた70～90年代音楽のLPレコード収集・鑑賞に目覚めたそうだ
（写真）最前列左から、脇山章太㈱地域みらいグループ社長、脇山章平㈱RFG不動産社長
６つのカンパニーで“地域のみらい”を創造する
グループ中核の㈱北洋建設が創業１００周年を迎えたのを機に、㈱九州みらい建設グループから昨年１月に社名変更した『㈱地域みらいグループ』。Ｍ＆Ａの推進で建築・土木、不動産、酒造、ゴルフ場経営、保育・介護など事業が多角化する中、６つのカンパニーで構成する新体制を始動した。脇山章太社長が思い描くのは「建築、地域土木、不動産、地域創生、教育福祉、地域みらいソリューションの各カンパニーで一人一人が〝地域のみらい〟のために情熱を持って行動しながら、強く結束した〝ワンチーム〟」だ。
その〝地域のみらい〟を創造していくには「各事業で人財を育て技術を伝承していくことと〝開拓者〟であり続けること」と定義。今年も新たに３社が傘下に加わり、計４４社・従業員約２２００人体制となる中、地場建設業界の先陣を切って新卒技術者の初任給を大幅に引き上げたほか、合弁で小水力発電事業に参入するなど新たな挑戦を続ける。また、１００周年事業として北洋建設の建築技術を結集した３３０年超の歴史を持つ傘下の佐嘉酒造㈱の酒蔵建て替えプロジェクトでは、「グループの理念を反映し、地域活性化の拠点として愛される酒蔵を目指したい」と２０２６年春の全施設完成に向けて自ら先頭に立って進めている。
DATA
所在地／〒810-0012 福岡市中央区白金1-2-21
TEL／092-525-7878
設立／2015年4月
創業／1923年4月（㈱北洋建設創業）
事業内容／建築・土木、不動産、コンクリート製造、保育、福祉・介護、ゴルフ場運営、酒蔵の経営など
従業員／約2,200人
売上高／570億円
関連会社／計44社（今年10月末現在）
（ふくおか経済2024年11月号FACE）