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三森屋
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森 満俊
㈱三森屋 社長
もり・みつとし/福岡市南区出身。1976年12月28日生まれの44歳。グロービス経営大学院福岡校MBA取得。趣味は旅行、ゴルフ
創業75周年、福岡の「働く」を支えます
今年3月に創業75周年の節目を迎えた㈱三森屋。同社は森社長の祖父・森好太郎氏が中央区渡辺通1丁目で創業し、文具の卸・小売業からスタート。時代の変化に対応しながらオフィス家具やOA機器など取扱商品を多様化させ、近年では物販にとどまらず、オフィス全般の環境構築サポートも手掛ける。移転や新築、改装の案件に、テナントビルの紹介から設計、施工、メンテナンスまでワンストップで対応し、同事業は全体売上の約6割を占めるまでに成長。働き方改革や天神ビッグバンでの移転需要に伴い、2020年4月期売上高は過去最高の63億円となった。森社長は「あくまで特需によるもの。今後4年かけて改めて60億円を目指す」と気を引き締める。
18年に3代目として就任した森社長は、本社同所の本店や事業所「電気ビル店」をより働きやすい環境にすべく改装するなど、積極的に設備投資してきた。「社内的な投資や整備は一段落したため、今後は自己資本比率を高めるなど、財務基盤の強化を図る。また、80周年までの5カ年計画を策定した」と前を向く。来年1月には2年ぶりに展示会の開催を予定している。今後も時代の変化に適応したオフィスの未来を創造し続け、100年企業を目指す。
DATA
所在地/〒812-0063 福岡市東区原田1-45-14
TEL/092-622-7090
創業/1946年3月
設立/1955年1月
資本金/4,800万円
事業内容/オフィス新築・移転・レイアウト変更工事サポート、事務用品・ICT機器・オフィス家具・セキュリティ用品・防災用品販売、内装仕上工事
従業員/87人
売上高/57億5,500万円(2021年4月期)
(ふくおか経済2021年11月号FACE)