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一般財団法人九州電気保安協会
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漆間 道宏
一般財団法人九州電気保安協会 理事長
うるま・みちひろ/大分市出身。1954年7月24日生まれの68歳。1977年4月九州電力㈱入社。94年7月に熊本支店経理課長、2009年6月総務部長、11年6月㈳九州経済連合会常務理事、13年6月㈱博多ステーションビル社長、19年6月から九州電力取締役監査等委員、21年6月から一般財団法人九州電気保安協会理事長を務める。趣味は合唱
(写真左上)城後精一常務理事、漆間道宏理事長、廣田正典専務理事、中村圭介常務理事
(右上)木造2階建て(延べ面積648㎡)の博多事業所(22年4月1日開設)
(左下)新バージョンのテレビCM
(右下)博多事業所は深夜作業が多い地区のため、カプセルベッドを6床設置
組織力強化でさらなる顧客満足度向上
2021年4月からスタートした「QDHビジョン2030」の達成を目指す九州電気保安協会。そのために追求すべき課題として、さらなる顧客満足度の向上に取り組んでいる。
福岡都市圏の拡大とともに、最近は大規模な自然災害が多発傾向にあり、「いかにして迅速にお客さまのお役に立てるか」という協会の基本的な考え方に基づき、事業所の再配置に着手。今年4月1日に福岡市東区筥松1丁目に職員数30人規模の博多事業所を新設した。九州全域で8支部、50事業所、17出張所のネットワークを活かし、24時間体制でお客さまの電話を受け付ける「お客さまサポートセンター」と連携することで、「停電や機器の故障で焦りと不安な気持ちを抱えるお客さまのもとに、より迅速に駆けつけることができる」と力を込める。
大規模災害時の組織対応については、年1回の非常災害対策訓練で指示系統や資材の運搬方法・ルートの確認を徹底。九州地域の7自治体とは、独自に災害協定を結んでおり、今後さらに拡大していく方針だ。この9月からはテレビCMの新バージョンが放映され、一層の認知度アップに貢献。2025年のスマート保安実現に向けて大きく舵を切り、「お客さまに選ばれ続ける企業」の実現にまい進していく。
DATA
所在地/〒812-0007 福岡市博多区東比恵3-19-26 QDHビル4~8F
TEL/092-431-6701
設立/1966年1月
事業内容/電気工作物の保安管理や大規模施設における試験・精密点検、一般家庭の屋内配線調査
総収益/154億円
従業員/1,366人
拠点/九州8支部、50事業所、17出張所
(ふくおか経済2022年11月号FACE)