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ＮＴＴドコモ
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髙木 一 裕
㈱ＮＴＴドコモ 常務執行役員九州支社長
たかぎ・かずひろ/松山市出身。1956年6月29日生まれの61歳。九州大学工学部卒。82年に日本電信電話公社（現NTT）入社。98年12月NTT移動通信網㈱（現NTTドコモ）に転籍。2012年取締役執行役員人事部長。14年取締役常務執行役員法人事業部長兼東北復興新生支援室長。15年同法人ビジネス本部長兼同。昨年6月取締役を退任、常務執行役員九州支社長、ドコモCS九州社長に。趣味はゴルフ道、愛犬との散歩
多様なコラボレーションで新たな付加価値を協創
クラウドサービスやＩｏＴ、ビッグデータ、ＡＩ等の技術の発展、さらにはＭＶＮＯ（仮想移動体通信事業者＝格安スマホ）の台頭など携帯電話を取り巻く競争環境がますます激化する。その中でドコモは、信頼の技術力に裏付けられたアセット（資産）と様々なパートナーのアセットを融合することで新たな付加価値を協創する「＋ｄ」を軸に、「通信事業の強化」と「スマートライフ領域の発展」を両輪とした取り組みを進めている。
実際、九州エリアにおいても「スマートモビリティ（自動運転サービス）」やセルラードローンを活用した「買い物代行サービス」の実証実験、有明海のノリ養殖業におけるＩｏＴ活用協定、親牛のおなかを守る「モバイル牛恩恵」など、自治体や団体、企業等のパートナーとのコラボレーションが次々と具体化してきた。髙木一裕支社長は「九州はエリア特性上、第一次産業でのＩＣＴ活用に大きな可能性を感じる。携帯電話を通じて『地方創生』につながるようなサービスが実現できれば」と期待を寄せる。
新たなビジネスの仕組みづくりを通じて、社会的課題の解決に貢献するドコモ。生活を便利で豊かにするスマートライフの実現をめざす。
DATA
〒810-0004 福岡市中央区渡辺通2-6-1 TEL 092-717-5511㈹ 設立／1991年8月 資本金／9,496億8,000万円 事業内容／移動体通信 売上高／4兆5,846億円