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モロフジホールディングス
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諸藤 俊郎
モロフジホールディングス㈱ 社長
包装資材のトップランナー、設立30周年で次のステージへ
今年2月に設立30周年を迎えた。パッケージの製造販売を中心に、包装資材の通信販売のほか、農産物事業、海外貿易事業など幅広く手掛け、現在ではグループ5社からなるモロフジホールディングス㈱を確立させた。
年内稼働を目指す群馬県伊勢崎市の新工場では、関東圏からの注文が増えている自社通販サイト「イチカラ」への需要増に対応していく。「配送時間の短縮だけでなく、今後の新商品開発、製造の拠点としても構想している」と諸藤社長は先を見据える。自社開発商品としては、コンビニの持ち帰りコーヒーなどの専用手提げ袋「キャッチバッグ」が特許を取得し、注目を集めた。従来品はカップを固定する台紙をビニール内にセットしなければならないが、同社製品は商品を固定するビニール製のカップホルダーをあらかじめ一体化させていることが特徴で、高い評価を得ている。
一方、農産物事業では福岡県内の顧客増加を受け、三瀬郡大木町に新拠点「大木町センター」を11月中旬に開設するなど新たな動きもある。「さまざまな分野を絡ませながら発展するコングロマリッド企業として、さらなるブランド力向上を図る」と決意し、次のステージに向かって走り続ける。
もろふじ・としろう/みやま市瀬高町生まれ、太宰府市育ち。1977年4月21日生まれの42歳。東京都立大学(現・首都大学東 京)経済学部卒。卒業後、証券会社に入社し、営業職を 4年間担当。2004年に㈱モロフジに入社し営業部、 06年常務取締役を経て、16年8月に社長就任。趣味は キャンプ、テニス、海水浴 |
DATA
所在地/〒810-0012 福岡市中央区白金1-6-14 ニチエイ白金ビル4F
TEL/092-753-6830
設立/2016年8月(㈱モロフジは1989年2月)
資本金/1,000万円
事業内容/グループ経営管理
従業員/200人(グル ープ合計)
売上高/40億円(グループ合計)
拠点/東京、大阪、群馬、福岡、熊本、長崎
グループ会社/㈱モロフジ、㈱モロフジケミカル、諸藤通商㈱、モロフジファーム㈱
(ふくおか経済2019年11月号FACE)