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マックスバリュ九州
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佐々木 勉
マックスバリュ九州㈱ 社長
ささき・つとむ／1955年7月9日生まれの63歳。79年ジャスコ㈱（現イオン㈱）入社、2003年SSM商品本部北関東商品部長、07年10月㈱フードサプライジャスコ（現イオンフードサプライ㈱）社長、11年4月イオンアグリ創造㈱取締役兼任。14年3月マックスバリュ九州㈱社長。趣味はスキー、大型バイク
改装店の好調と新発注システムで中間期大幅増益
８月までの中間決算では、予定していた新店の開業時期がずれ込むなどの影響で期首予想比では減収ながら、昨対では１.３％の増収、一方で今年６月に導入した新発注システムの効果などで経費の削減が進み、利益は予想では約１割、昨対では８割強上回った。
増収の要因のひとつは改装店舗が業績を下支えしていること。「もちろん改装した年は昨対で伸びるが、２年目は伸びないことも多い。計画段階で２年目の伸びはあまり想定していないが、今期は伸ばしている店が多い。また新店よりも改装の方が投資回収は早く効率もいい」と佐々木社長は分析しており、新店オープンが遅れている分、改装を追加するなどの対策も施している。
利益面では、「６月から始めた新自動発注システムへの移行でグロッサリーの在庫が革新的に減ったことが大きい」という。また発注を自動化することで、売り場の社員がデスクワークに費やす時間を短縮できるというメリットもある。佐々木社長は「今後自動発注の導入を進めることで経費削減をさらに推進できる」と期待を寄せている。
また九州での食品事業のグループ統合については「まずは社内の意識をその方向に向けていくこと。そして人事交流も含めて先行できることはどんどん進めていきたい」と考えている。
DATA
所在地／〒812-0013 福岡市博多区博多駅東3-13-21
TEL／092-433-1228
創業・設立／2002年3月
資本金／16億865万円
事業内容／スーパーマーケット
従業員／7,508人（18年8月末現在、フレックス社員8時間換算）
売上高／1,752億1,100万円（18年2月期）
店舗数／154店舗（18年9月末現在）
（ふくおか経済2018年11月号FACE）