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ファーストライフ


山口 直彦

ファーストライフ㈱ 社長

(写真上段左)介護付有料老人ホーム「ラフィーネ」(北九州市小倉南区上葛原2丁目)
(上段右)昨年11月に開園した住宅型有料老人ホーム「到津の森別館」(北九州市小倉北区上到津4丁目)
(中段左)介護付有料老人ホーム「南王子さくら館」(北九州市八幡西区南王子町)
(中段右)介護付有料老人ホーム「到津の森」(北九州市小倉北区上到津4丁目)
(下段左)2018年12月に完成した「アルシオンブルービル」
(下段右)介護付有料老人ホーム「八重の杜」(那珂川市今光1丁目)

質の高いサービスの提供で支持集める

「主役はお客様の看護・介護を実践する。」を理念に、北九州市内を中心に5カ所で介護施設を展開。全施設でほぼ満床状態が続き、山口社長は「これまで提供してきた質の高いサービスを継続しながら、チャンスがあれば新たに施設を開設したい」と事業拡大への意欲を見せる。昨年11月に小倉北区上到津4丁目に開園した「到津の森別館」は重度認知症や医療依存度が高い高齢者向けの施設で、看護師が日常的に健康チェックや医療相談を行い、インスリン投与や在宅酸素、人工透析など多くの医療ケアに対応している。「おかげさまで早々に入居定員の35人に達した」と順調ぶりをうかがわせる。
関連会社で不動産業のアルシオン㈱は、一昨年に小倉北区紺屋町に10階建て複合ビル「アルシオンブルービル」を建設し、ファーストライフ㈱も同ビル10階に本社を移転。1階がテナントで2階から8階は200台収容の自走式駐車場、9、10階はオフィスで構成し、テナントや入居企業を募集中だ。9月に発生した台風10号では車の一時的な避難場所として、同ビルの立体駐車場はフル稼働状態だった。ビル壁面には縦5・5m、横6mの大型ビジョンを設置し、夜に青くライトアップされる同ビルは、街のランドマークとしてひときわ存在感を放つ。

山口直彦社長
やまぐち・なおひこ/長崎県対馬市出身。1956年3月5日生まれの64歳。趣味はゴルフ、釣り

 

DATA
所在地/〒802-0081 北九州市小倉北区紺屋町8-1 アルシオンブルービル10F
TEL/093-512-6786
設立/2004年9月
資本金/2,500万円
事業内容/有料老人ホーム運営、訪問介護事業および介護予防訪問事業、居宅介護支援事業、有料老人ホームの運営およびコンサルティング、保育所運営
従業員/250人
売上高/13億円(2020年6月期)
関連会社/アルシオン㈱

http://www.first-life1.jp

(ふくおか経済2020年11月号FACE)