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TheFace2021

ダイワ


㈱ダイワ

(写真右下)取り扱いを開始した「クイックデッキ」

新商材が加わり、より安全な足場を提供

北部九州全域で住宅やビル、橋梁などのビケ足場組立・解体を主軸に事業を展開するダイワは、10月から吊り足場の新商材「クイックデッキ」の取り扱いを開始。メーカーとの提携により、特殊物件工事を優先的に受注できる体制が整った。これまで対応が難しかったタイプの橋梁、造船、ドームなどの大空間建築に適しているうえ、高い安全性を発揮できる特徴を持つクイックデッキが加わったことで、また一つ事業の幅が拡大。3~4年かけて特に佐賀と長崎での案件を強化していく方針だ。  ドローンスクールジャパン(佐賀県鳥栖市)の運営では、農薬散布コースがJAからの依頼を中心に好評。民生機での基本的な操作や農薬・作物保護の知識などが学べ、国土交通省認定資格「農薬散布ドローンオペレーター」の資格取得も可能だ。2022年のドローン操縦の免許制度化が追い風となり、今後も受講者の増加が見込まれる。田中社長は「当社にはドローン操縦資格を保有するスタッフが多数在籍する。太陽光発電工事にも応用する準備を進めている」と計画する。「商材面と技術面ともに底上げし、総合仮設事業としてのステータスを高めていきたい」とぶれない姿勢を見せた。

DATA
所在地/〒814-0155 福岡市城南区東油山4-17-1
TEL/092-865-2000
創業/1978年6月
設立/1990年2月
資本金/5,000万円
代表者/田中克典
事業内容/ビケ足場メンテナンスリース、現場環境設備全般、太陽光発電工事全般、ドローン事業
従業員/460人(うちセールスエンジニア340人)
売上高/約40億円(2021年7月期)

http://www.bike-daiwa.co.jp/

(ふくおか経済2021年11月号FACE)