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ダイワ
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㈱ダイワ
次世代足場の受注増狙い、人材育成を強化
総合仮設事業として、新築住宅やリフォーム用の足場仮設を主軸に2月に設立30周年を迎えた。ビケ足場の施工解体だけにとどまらず、次世代足場(吊り足場2種類)の技術を増強し、事業領域の拡大を図っている。田中克典社長は「ビケ足場の売り上げも確保しつつ、次世代足場の受注を30倍にする」と方針を説明。そのために、新人・指導員の育成、所長クラスの毎月研修、資格取得の強化期間を設けるなどコロナ禍の状況だからこそ、存分に人材教育に投資する戦略だという。「人間ありきの仕事なので、教育に時間をかけたい。利益はそのあとについてくる。社員には安心して働いてほしい」と動じることはない。
ドローンスクール佐賀鳥栖校では、農家の高齢化と人手不足に伴い普及が進んでいる農薬散布コースを設け、定期的に説明会を開催。農薬散布代行の始め方や必要な費用についてレクチャーしている。田中社長は「市町村とも連携していきながら、まずは佐賀でナンバー1のドローンスクールを目指す」と和やかに語る。そして「足場を組み立てる必要がある橋脚の点検管理など、公共工事へ応用する準備段階」と計画は着々と進んでいる。
DATA
所在地/〒814-0155 福岡市城南区東油山4-17-1
TEL/092-865-2000 創業/1978年6月
設立/1990年2月
資本金/5,000万円
代表者/田中克典
事業内容/ビケ足場メンテナンスリース、現場環境設備全般、太陽光発電工事全般、ドローン事業
従業員/460人(うちセールスエンジニア340人)
売上高/44億円(2020年7月期)
(ふくおか経済2020年11月号FACE)