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TheFace 2018

シノケングループ


㈱シノケングループ

(写真)リート案件の商品仕様タイプ例

近くリートを組成、安定した大口販売先に

アパート販売を主軸に業績は好調、今期も増収増益で推移している。そのアパート販売に関連して、今春、ファンドを組成し機関投資家向けに販売を始めたが、次年度からはアパート向けのリート組成を計画している。
近々シノケンリート投資法人(仮称)を設立し、来年3月をめどに総資産70億円規模の私募リート組成、さらに総資産を300億円程度に拡大して東証への上場も計画しているという。この取り組みは、アパート販売のほか、物件の管理などストック事業も含めた収益拡大を目的とするもので、篠原社長は「リートへの販売で安定的な大口の販売先が確保される。販売経費も大幅に削減でき、リートに販売した物件の管理業務やガス・電気の販売などもシノケングループで受託するため、ストック収入も確実に積み上がる」とメリットを語る。
またシノケンリートはシノケングループ外の会社であるため、リートへの売却分はシノケングループから見るとオフバランスとなり、財務上もメリットがあるという。
シノケンリートは東証上場以降、市場からも資金を調達して毎年150〜200億円規模の物件をシノケングループから購入、早期に総資産1000億円規模に積み上げる計画だ。

DATA
所在地/〒810-0001 福岡市中央区天神1-1-1アクロス福岡
TEL/092-714-0040㈹
創業・設立/1990年6月5日
資本金/10億9,483万円
代表者/篠原英明
事業内容/各連結子会社の経営管理事業、各連結子会社の関連する事業
グループ従業員/866人
売上高/1,059億3,600万円(2017年12月期連結)
国内拠点/福岡、東京、名古屋、大阪、仙台、札幌 海外拠点/香港、上海、シンガポール、インドネシア
連結子会社/㈱シノケンプロデュース、㈱シノケンハーモニー、㈱小川建設、㈱シノケンファシリティーズ、㈱エスケーエナジー、㈱シノケンウェルネス、その他16社

https://www.shinoken.co.jp

(ふくおか経済2018年11月号FACE)