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エコアス
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大澤 清和
エコアス㈱ 社長
おおさわ・きよかず／佐賀県唐津市出身 1953年4月7日生まれの55歳。法政大学法学部卒。趣味はゴルフ、釣り
汚泥処理のエキスパートとして独自ブランドを確立
建築物の給排水設備衛生管理、汚泥処理、環境測定･分析、空気触媒の４事業を柱に、多角的なノウハウで“建築物環境ソリューション”を実践してきたエコアス㈱。今年設立５年目を迎えた同社だが、これまで福岡市内唯一の「有機性汚泥リサイクルプラント」（固液選別式有機性汚泥脱水処理施設）を有した「収集運搬〜処分〜リサイクル」循環型処理システムと水質検査によるビジネスモデルは県内外から高い評価を受けており、数少ない有機性汚泥専門の環境配慮型企業として独自のブランド力を確立している。
特に同社が得意とするビルピット（排水槽）の清掃と飲食店など厨房グリーストラップの清掃及びその汚泥処理においては、官民問わず実績を着実に伸ばしている。例えば、ビルピットの清掃については、「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」で６カ月以内に１回（年２回以上）清掃することが規定されている。また、グリーストラップの清掃についても、福岡市では毎月１回程度の清掃を奨励している。同社ではＩＳＯ１４００１を認証取得している立場からコンプライアンス（法令遵守）の重要性を呼び掛けている。
「今年１年は官公庁の公共施設を中心に、指名入札案件が昨年の約２倍に増加するなど、当社にとって明るい材料が多い。官民バランスの良い受注体制を構築し、あらゆるニーズに対応していきたい」と大澤社長は自信を見せる。
DATA
〔所在地〕〒812-0892 福岡市博多区東那珂2-10-55
〔TEL〕092-504-8390
〔設立〕2004年4月
〔資本金〕1,000万円
〔事業内容〕建築物給排水設備衛生管理事業、汚泥処理業、環境測定・分析事業、空気触媒事業 〔リサイクルプラント〕福岡市博多区西月隈
（ふくおか経済2008年11月号FACE）