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エコアス
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大澤 清和
エコアス㈱ 社長
おおさわ・きよかず／佐賀県唐津市出身、1953年4月7日生まれの60歳。法政大学法学部卒。趣味はゴルフ。（公社）福岡県産業廃棄物協会福岡支部理事を務める。同社は05年5月にISO14001認証を取得後、07年8月、福岡市から「社会貢献優良企業」を認定。12年6月に福岡県と福岡市他から「優良産業廃棄物処理業者認定」を同時取得
環境分析実験室を増強し、新たな分野を開拓
建築物の衛生管理や汚泥処理、環境測定・分析業務など多角的な事業展開で環境保全に寄与してきたエコアス㈱。
今年、設立10年目を迎えた同社だが、これまで福岡市唯一の有機性汚泥リサイクルプラントを有した「収集運搬〜処分〜リサイクル」循環型処理システムは、同社独自のビジネスモデルとして県内外から高い評価を受けており、官公庁、民間企業をはじめ、県外の商工会議所からのプラント見学者も年々増加している。
今年８月には環境分析部門の実験室を増床し、最新鋭の測定分析機を導入。専門技術員を増員し、飲料水や工場排水、河川・湖沼などの水質検査、産業廃棄物や汚泥・廃油などの固質検査、細菌検査、シックハウスやアスベストなどの大気測定といった主要検査の処理能力が飛躍的に向上した。「これまで以上に広範囲で高精度の環境測定・分析が可能になった。顧客が慢性的に抱える環境・衛生問題や要望に応じて、今後も提案型の完全オーダーメイド型サービスを強化していく」と大澤清和社長は意欲を見せる。
時代ニーズを鋭く読み、それに対応するソリューション事業で差別化を図るエコアス。常に新たな可能性と新分野開拓に向けた指針を見極めている。
DATA
所在地／〒812-0857 福岡市博多区西月隈4-8-32
TEL／092-504-8390
設立／2004年4月
資本金／1,000万円
事業内容／建築物環境衛生管理事業、汚泥処理事業、環境ソリューション事業、環境測定･分析事業
汚泥リサイクルプラント／福岡市博多区西月隈
（ふくおか経済2013年11月号FACE）