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エコアス
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大澤 清和
エコアス㈱ 社長
おおさわ・きよかず／佐賀県唐津市出身 1953年4月7日生まれの62歳。法政大学法学部卒。趣味はゴルフ。同社は05年5月にISO14001認証を取得後、07年8月、福岡市から「社会貢献優良企業」認定。12年6月に福岡県と福岡市他から「優良産業廃棄物処理業者認定」を同時取得。13年11月に福岡県より「ゼロエミッション推進事業者表彰」を受賞
“有機性汚泥の一元管理”を掲げ、顧客満足を追求
設立以来、汚泥処理のエキスパートとして資源リサイクルに寄与してきたエコアス㈱。中でも、昨年４月に「膜処理排水処理施設」を導入した福岡市内唯一の有機性汚泥リサイクルプラントには全国から多くの見学者が訪れる。
今年、同社が掲げた新たなビジネスモデルが「有機性汚泥の一元管理」。グリストラップ・厨房排水槽・雑排水槽・湧水槽・雨水槽・排水槽除害施設など「有機性汚泥」が発生する全ての排水処理施設における清掃・保守から汚泥収集運搬・処分・リサイクルに至る総合的な管理を同社が一括受託するビジネスモデルだ。顧客側は一元管理を委託することで、発注業務の効率化やコンプライアンス遵守の推進、コストダウンなどのメリットが生まれる。 すでに数社が「一元管理」をスタートさせており、今後さらに加速化させていく。また、今年８月には宮崎県の資源リサイクル業者と業務提携し、エコアスのプラントに搬入された有機性汚泥に含まれる油分を「有価物」として提供。ボイラー燃料等として再資源化する事業を開始させた。
「“有機性汚泥の一元管理”を新たな企業方針に掲げ、今後もあらゆるネットワークを駆使し、新規開拓と顧客満足をさらに追求していく」。大澤社長の新たな取り組みに注目が集まる。
DATA
所在地／〒812-0857 福岡市博多区西月隈4-8-32
TEL／092-504-8390
設立／2004年4月
資本金／1,000万円
事業内容／建築物環境衛生管理事業、汚泥処理事業、環境ソリューション事業、環境測定･分析事業
汚泥リサイクルプラント／福岡市博多区西月隈
（ふくおか経済2015年11月号FACE）