アペックスコーポレーション

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梶原 龍太
㈱アペックスコーポレーション 社長

かじわら・りゅうた／久留米市出身。1972年2月6日生まれの52歳。九州産業大学商学部商学科卒。大手ディスカウントストアに勤務後、98年にラーメン事業のアペックスフーズを立ち上げ、99年5月に創業店の「龍の家上津店」を開業。2006年4月から社長を務め、13年9月にアペックスグループの代表に就く。趣味はドライブ、野球観戦

（写真）Photo by Ocean Photo Studio

次代見据えた成長戦略で事業拡大

ラーメン事業が５月で創業２５周年を迎え、７月には主力ブランド「龍の家」のアメリカ３号店目を出店した。同国では２０２６年のサッカーＷ杯に続き、２８年にはロスでの五輪開催も控えるだけに、梶原社長も龍の家ブランドのグローバル化に弾みをつける店舗として期待を込める。さらに国内でも、ブランドの強化と人員の育成を見据え、東京や大阪などでの出店用地の確保に力を入れている。
また１９年に出店したラーメン業態の別ブランド「ねじれ麺豪傑」の熊本での成功を機に、狭小店でも高い採算性が見込めるオペレーションを確立。今後福岡都市圏への都市型店の出店を視野に入れるほか、「うどんをベースとした新業態の開発も検討していく」と飲食事業の新たな展開にも意欲的だ。
グループの各事業会社が合併し、アペックスコーポレーションとなって１１月で１０期目に突入した。飲食事業を中心に、カラオケ店や美容室の運営、さらに最近では航空機リースで投資収益を上げ、不動産事業でも筑後エリアで１万坪を超える大規模物流用地の開発を進めている。次代を見据えた事業展開と飲食事業での「仲間意識」が育んだ組織の一体感を強みに、これからも成長戦略を駆け上がる。

DATA
所在地／〒830-0045 久留米市小頭町136-1
TEL／0942-38-5800
創業／1984年10月　設立1989年１月
資本金／5,000万円
事業内容／「ラーメン龍の家」（10店舗）、「ねじれ麺豪傑」の運営、製麺事業、コメダ珈琲店のFC、不動産、美容室「Hair Make アンソメット」、カラオケ「カラオケアメリカ」の運営など
従業員／430人
売上高／20億円（2024 年10月期見込）
関連会社／TATSUNOYA USA CORPORATION（龍の家オールドパサデナ店、シルバーレイク店、コスタメサ店運営）

https://www.apex-online.co.jp/

（ふくおか経済2024年11月号FACE）