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アキラホールディングス
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安部 泰宏
㈱アキラホールディングス 代表取締役ＣＥＯ
あべ・やすひろ／福岡市出身、1939年3月29日生まれの85歳。福岡大学付属大濠高校卒。97年より全国水産物卸組合連合会副会長および九州地区水産物卸組合連合会会長、福岡市鮮魚仲卸協同組合理事長、福岡魚食普及推進協議会会長を歴任。2004年7月には福岡城西ロータリークラブ会長。05年4月に藍綬褒章、11年6月に旭日双光章を受章。福岡商工会議所では14年11月から6年間副会頭を務めた。趣味はゴルフ
新会社設立でアキラグループ7社体制に
福岡の台所「福岡市中央仲卸売市場」を舞台に、鮮魚仲卸地場トップの地位を確立してきた㈱アキラ水産。同社を中心に生鮮魚介類販売の㈱コウトク水産、鮮魚介類仲卸の㈱安部水産、冷凍魚介類・塩干物販売の㈱一心、鮮魚介類卸小売・加工販売の㈱アキラ・トータルプランニング、生鮮冷凍魚介・塩干物販売、鮮魚卸売業の㈱四季海鱻６社が〝海産物のエキスパート〟として多角的な事業を展開してきた。
今年１月には㈱アキラホールディングス設立５周年目を迎え、グループ経営組織の強化と業務効率化を推進。水産業界および市場全体の発展、さらなる魚食普及のためのビジネスモデル構築や需要拡大に大きく寄与している。
また、８月には物流事業を展開する㈱リュウセイ（福岡市）の子会社で飲食事業・各種卸事業の㈱一二三（東京都）から生鮮魚介類・冷凍魚類卸事業を取得。新会社「㈱ヒフミ」を設立し、ＨＤ７社目のグループ会社となった。
さらに、１１月にはアキラ水産古賀工場が食品安全マネジメントシステムの国際規格「ＦＳＳＣ２２０００」認証を予定するなど、鮮魚・水産加工品に対するブランド戦略にも余念がない。創業以来の〝顧客第一主義〟を掲げ、「鮮度と安心安全」を追求するアキラグループの取り組みに注目が集まる。
DATA
所在地／〒810-0072 福岡市中央区長浜3-11-3-701
TEL／092‐711‐6601
設立／2020年1月
資本金／4,850万円
事業内容／アキラグループ各社への経営指導、不動産賃貸
従業員／115人（グループ）
売上高／135億円（グループ）
関連会社／㈱アキラ水産、㈱コウトク水産、㈱安部水産、㈱一心、㈱アキラ・トータルプランニング、㈱四季海鱻、㈱ヒフミ
（ふくおか経済2024年11月号FACE）