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シノケングループ
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㈱シノケングループ
(写真左)桜テラス外観(右上)屋上テラス(右下)館内の中庭と吹き抜け
インドネシアで不動産ファンド事業をスタート
個人向け融資審査期間の長期化等によって、今期はアパートメント販売が減収で推移しているが、マンション販売などその他の事業はすべて前年同期の実績を超える業績を上げており、全体でも、期首予想を上回るペース。下期からは新規のアパートメント用地の仕入れを再強化している。
一方、海外事業では大きな動きが出てきた。4年前から展開するインドネシアで、外資としては初めて不動産ファンドの運営を目的とした投資運用業のライセンスを7月に取得、今後不動産ファンドやREITを組成し、不動産投資運用事業を展開していく。自社開発のアパートメント「桜テラス」シリーズのほか、収益性の高い不動産物件をファンドに組み入れ、同国内、および日本を含めた海外投資家に販売する。
篠原社長は「REIT組成については、現地のマンション、コンドミニアム、オフィスビルなど50〜200億円規模の物件情報が入ってきている。できれば年内に組成し、2〜3年で400〜500億円規模に育てていきたい」考えだ。
日本国内REITのライセンス取得に向け現在準備中で、すでに実績のある不動産私募ファンドとともに、これまでの個人向け販売に加わる安定的な大口販売先として期待を寄せている。
DATA
所在地/〒810-0001 福岡市中央区天神1-1-1 アクロス福岡
TEL/092-714-0040㈹
創業・設立/1990年6月5日
資本金/10億9,483万円
代表者/篠原英明
事業内容/各連結子会社の経営管理事業、各連結子会社の関連する事業
グループ従業員/950人(2018年12月末現在)
売上高/1,113億9,000万円(18年12月期連結)
国内拠点/福岡、東京、名古屋、大阪、仙台、札幌 海外拠点/香港、上海、シンガポール、インドネシア
連結子会社/㈱シノケンプロデュース、㈱シノケンハーモニー、㈱小川建設、㈱シノケンファシリティーズ、㈱エスケーエナジー、㈱シノケンウェルネス、その他22社
(ふくおか経済2019年11月号FACE)