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好循環生む仕組みづくりで「幸せを一杯に。」未来を拓く
(写真下)この春登場したキッチンカー。北九州市内の児童養護施設等を訪問し、温かい昼食などを提供している
北部九州を中心に続々と新店舗をオープンしている㈱資さん。北九州のソウルフードから、九州を代表する飲食チェーンへと成長を目指し、着実に歩みを進めている。規模拡大に合わせて、多様な人材が活躍できる環境を整備し、地域に愛され、地域を支える店づくりに力を注ぐ。
九州を代表する飲食チェーンへ
北九州発祥のうどんチェーン㈱資さんは、3月に直営では初めて大分県に進出し、「資さんうどん明野店」をオープンした。佐賀や熊本でも続々と新店舗オープンを控えており、今後も本拠地である北九州をハブとして、中国地方から九州全域に年間10店舗ペースで出店を進めていく。
昨年開設した自社通販サイト「資さんストア」も好調だ。うどんやもつ鍋のセットを注文できるほか、毎月または隔月で人気の肉うどんが届くサブスクサービス「資さん定期便」もあり、店舗がない地域に住むファンや外出を控える家庭でも気軽に楽しむことができると好評を得ている。
数年内に「九州No.1うどんチェーン」となることを目指す同社では、「資さんうどんを、さらに輝かせる!」を今年度の実行方針に掲げる。「規模の拡大だけでなく、名実ともに充実した九州を代表する飲食企業となるべく、内面から磨きをかけていく」とし、サービスのレベルアップで各店舗の底上げを図るとともに、給与形態・評価の見直し、コミュニケーション強化や社内教育プログラムの拡充などで従業員一人ひとりの意識改革と成長を後押ししていく。
SDGs達成に向けた取り組みを強化
「幸せを一杯に。」という経営理念でより良い社会の実現に寄与するため、今期から「資さんSDGs(持続可能な開発目標)宣言!」を掲げ、同取り組みの強化に着手。「まずは従業員が誇りをもって働き、輝くこと。各店が地域一番店として輝き、いつどんな場所でも最高の一杯を提供する」とし、休暇制度の改善、提携保育園の整備などより働きやすい職場づくりに重点を置く。今年度から未来の経営幹部候補として新卒採用も本格スタートしたほか、外国人人材も積極採用し、多様な人材が意欲的に働ける環境を整備していく。1店舗の出店で約50人のスタッフを採用するため、働きやすい環境での雇用創出は地域にとっても重要だ。
一人ひとりが輝いて活躍することによって周りの人の幸せにつなげるべく、商品・サービスの強化に継続的に取り組むことはもちろん、バリアフリー化、補助犬同伴の入店に対する理解の浸透、AED設置拡大など、あらゆる人がより安心して来店しやすい店づくりも進める。また、AIを活用した発注精度の向上による食品ロス削減、廃油の100%リサイクルや古い制服の途上国への寄贈といった環境に配慮した施策を実行し、法令遵守や公正取引、迅速な情報開示も徹底。SDGs各項目の達成に向けて正しく誠実な行動を心掛ける。
好循環を生み出す仕組みづくりを
コロナ禍で「安心安全な食事の場を提供することは、飲食店を営む企業の責務だと改めて認識した」という佐藤社長。各店が地域インフラとして温かくておいしい食事を提供する場であり続けるだけでなく、地域の暮らしを支えるための活動にも積極的に参加していく。この春からはキッチンカーで北九州市内の児童養護施設を訪問し、昼食等を提供する活動を開始。また、地域の子ども食堂への食事提供や店舗で小学生以下の子どもを対象に春休みなど長期休暇期間は100円のメニューを用意。来店が難しい人のための宅配サービスの充実なども進め、「あらゆるお客様が安心して食事を楽しめる機会の創出」に励む。
地域発展、環境・社会への貢献を具現化し、より良い世の中の創造に関わることを実感することでスタッフのやりがいもあふれ、さらに良いサービスの提供へとつながる好循環を生み出す。一人ひとりが誇りをもって、いつでも、どんな場所でも「最高の一杯」を届け、「幸せ」を分かち合い、「幸せを一杯に。」して、未来を切り拓いていく。
佐藤 崇史 社長 さとう・たかふみ/広島市出身。1974年5月30日生まれの46歳。慶應義塾大学環境情報学部卒。ソニー㈱、ボストン・コンサルティング・グループ、㈱ファーストリテイリングなどでの勤務を経て、2018年3月より現職。趣味はスポーツ観戦 |
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募集職種/店長候補、本部・工場スタッフ
応募資格/高校、専門学校、短大、大学、大学院卒
採用実績/2021年度2人
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(ふくおか経済EX2021年)