COMPANY
カ)フクオカリアルティ
(株)福岡リアルティ
〒812-0018 福岡市博多区住吉1-2-25 [MAP]
TEL:092-272-3900
https://www.fukuoka-realty.jp/NEW TOPICS
-新着情報-
資産規模の拡大が着実に進行
運用施設のさらなる強化も
(写真)昨年9月に取得した「博多FDビジネスセンター」
福岡・九州“地域特化型”リートの福岡リート投資法人は昨年3物件を新たに取得し、着々と資産規模を増やしている。運用会社の福岡リアルティでは、主要アセットであるキャナルシティ博多のリニューアルを進めており、集客力のさらなる強化を図る。
博多区の新築オフィスビルはリーシング好調
福岡リート投資法人は、昨年3物件を新たに取得、ポートフォリオの拡充が着々と進んでいる。
昨年9月にスポンサーの福岡地所から取得した、博多区綱場町の新築オフィスビル「博多FDビジネスセンター」の入居申し込みを含めた稼働率は1月末時点で86.5%とリーシングは好調に進んでいる。同法人の執行役員で、その保有資産を運用する福岡リアルティの古池社長は「天神や博多に次ぐビジネスエリアである呉服町エリアで、大型区画と充実したスペックを持つ新築ビル、エリアマーケットに準じた賃料という優位性を評価していただいている」と分析、「現在も複数の企業が入居を検討されており、近々100%稼働も見えてくる」見通しという。
熊本エリアの成長にも注目
このほか昨年は2物件を取得した。昨年4月に取得した城南区の新築賃貸マンションは1月末時点で稼働率59.6%。2~3月の住み替え需要で入居はさらに進んでいる。昨年3月に取得した熊本市のオフィスビルは、取得時に解約予定もあり空室を残しているが、「引き合いはあり、徐々に埋まっていくだろう」という。
また熊本エリアは台湾の大手半導体メーカーTSMCの進出を背景に関連産業の立地や賃貸住宅など不動産開発が進んでおり、「福岡に次ぐ成長が期待できる」と注視する。スポンサーである福岡地所も九州自動車道北熊本スマートIC周辺で開発を予定するなど、具体的な動きも見えており「今後、福岡-熊本間のIC周辺も物流アセットの候補として注目している」という。
グランドハイアット地下の飲食ゾーンをリニューアル
同社のアセットで最大規模の商業施設「キャナルシティ博多」は段階的にリニューアルを進めている。
昨年9月には、アルペン第2の旗艦店「Alpen FUKUOKA」がオープン、円安で好調なインバウンド売り上げも加わり、想定以上の水準で推移しているという。さらにグランドハイアット福岡地下1階の飲食ゾーンも1年後のリニューアルオープンを目指し、「福岡初出店、初業態も含め、その店での食事を目的にキャナルシティ博多に来ていただけるような個性的な飲食店の集積」を検討している。
(写真)キャナルシティ博多の「キャナルスプラッシュ」
ESG、サステナビリティへの取り組みをさらに強化
J-REIT市場の指数である東証REIT指数は軟調が続いているが、古池社長は「福岡リート投資法人の株価は東証REIT指数を上回っており、投資家の皆様からの一定の評価もある」と語る。
特に海外投資家が重視するESG、サステナビリティ等については最重要課題として取り組んでいる。昨年6月にはサステナビリティ推進室を強化し、新体制もスタートした。古池社長は、ESG、サステナビリティ、TCFD、GHG排出削減、また昨今注目されている人的資本経営についても、最新の取り組みを統合報告書や決算説明資料で開示していく考えだ。
古池善司 社長 こいけ・ぜんじ/福岡市出身、1962年10月11日生まれの61歳。九州芸術工科大学(現 九州大学芸術工学部)卒業。88年4月㈱福岡相互銀行(現 ㈱西日本シティ銀行)入行、91年8月福岡地所㈱入社、21年6月福岡リアルティ社長、22年5月から福岡リート投資法人執行役員を兼任。趣味はゴルフ・ランニング |
採用情報
募集職種/総合職、一般職
応募資格/大学院・大学卒
勤務地/福岡市博多区
勤務時間/9:00~17:30
年間休日/120日
教育制度/各種実務研修や資格補助制度有
問合せ先/hr@fr-net.co.jp(採用担当)
(ふくおか経済EX2024年)