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カ)ワールドホールディングス
(株)ワールドホールディングス
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-新着情報-
成長への事業基盤を確立し
3期連続で過去最高業績を更新
伊井田栄吉 会長兼社長
いいだ・えいきち/京都府出身。1956年5月5日生まれの67歳
2023年12月期は連結売上高が2000億円を突破、営業利益、経常利益も100億円の大台に乗り、3期連続で過去最高業績を更新した。中期経営計画も2年が経過、これまでに構築した事業基盤を生かして今後3年間でのさらなる成長を図り、「人が活きるカタチ」の創造、人々の幸せと社会の持続的発展を目指す。
年商2000億円規模に成長
業務受託・人材派遣の人材教育ビジネスと、不動産ビジネスを軸に全国で事業展開するワールドホールディングス。両事業ともに好調で、2023年12月期は3期連続で過去最高業績を更新、売上高は2000億円台、営業利益、経常利益も100億円台に乗せた。
伊井田会長は「半導体・電気電子部品・機械関連等メーカーの生産活動が停滞し、オーダーが減少傾向にある中、自動車関連などへの対応を進めたことなどで増収増益を達成できた」と前期を振り返る。
コンソーシアムモデル、コラボレーションを展開
主力の人材教育ビジネスは、幅広い領域をシームレスにカバーした業務受託・人材派遣とレイバーマネジメントにおける強みを生かして事業を広範囲に展開しており、稼働人数は昨年末現在で約54,000人。プロダクツHRはものづくり領域の川上から川下まで幅広く対応、サービスHRはサービス領域の特化した分野で先鋭的に展開している。
人材教育ビジネスで特に力を入れているのは、強みである「受託」を核としたコンソーシアムモデルと有力企業とのコラボレーションだ。コンソーシアムモデルについては、同社が業務を受託し、地域の人材会社や顧客企業の協力会社と協業して業務を推進するビジネスモデル。そしてコラボレーションについては、他業界の有力企業と提携して、「業界の変革」や「提携先企業の改革」に貢献し、共に成長することを目指している。
昨年7月にはヤマトホールディングスと戦略的業務提携を結び、9月にはヤマト・スタッフ・サプライ(YSS)がグループに入った。ヤマト運輸の派遣発注管理代行受託による人材配置の最適化、YSS社員へ職域を超えた働く場とリスキリングの機会提供、ヤマト運輸の投函業務従事者に対するセカンドキャリア支援などで物流運営の最適化支援を進めている。
さらには旅行業のJTB、素材産業の東邦チタニウム、三井金属鉱業、小売業のJ.フロントリテイリングなど他業種との連携も進めており、これらのコラボレーションや先述のコンソーシアムも活用し、全社的な成長とグループのパーパスである、「世界中のあらゆる『人が活きるカタチ』を創造することで、人々の幸せと社会の持続的発展を実現する」の下、さらなる社会への貢献を目指していく。
構築した事業基盤を活用、さらなる成長図る
不動産ビジネスでは、慎重なリスクマネジメントでリスクを最低限に抑えつつ、サステナブルな成長を目指す。優良な不動産物件を慎重に見極めて仕入れし、在庫回転率を意識した経営を進め、ディべロップメント事業、不動産再生事業に加えて不動産金融事業も展開していく。
情報通信ビジネスでは、モバイルショップを九州地域最大級の約30店舗展開。また企業向けには各種商材の販売を通して、電力、通信費等のコスト削減を提案する法人ソリューション事業も展開している。
農業公園ビジネスでは、直営4施設で培った再生・黒字化のノウハウを受託した指定管理物件に活かし、管理施設の案件拡大につなげている。地方自治体などの業務委託者とWin-Winの関係を構築し、地域経済・雇用にも貢献。現在全国15カ所で自然あふれる農業公園等を運営しており、今年4月から新たに受託した4案件も加わる。
現在の中期経営計画はスタートから2年が経過。前半2年間を人材育成や受託業種の拡大、M&Aの活用等による成長のための基盤構築のステップと捉え、今後3年間で構築した基盤を活用して成長を図る方針だ。中計最終年度の2026年12月期には連結売上高2,750億円、営業利益150億円、配当性向30%を目指す。
採用情報
募集職種/技術職、研究職、総合職
応募資格/技術職…高専卒以上、大卒以上
研究職…大卒以上
総合職…大卒以上
採用実績/2024年度
製造技術…500人
設計開発…205人
研究開発…153人
総合職……35人
年間休日/121日
問合せ先/TEL.092-409-8977
担当/森山(㈱ワールドインテック)
(ふくおか経済EX2024年)