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創業70周年、感謝を胸にグループ力生かして新たな歴史を
遊技場「ユーコーラッキー」「EVO」を基軸に、業界でもいち早く社会貢献活動に着手し遊技機リサイクル事業を運営。加えて雲仙旅館「旅亭半水廬」やゴルフ場「福岡セヴンヒルズゴルフ倶楽部」、飲食店などを手掛けグループ経営は多岐にわたる。創業70周年の歴史とともに、さらなる事業拡大を目指している。
スロット専門店など新規出店に意欲的
昨年、久留米市新合川にスロット専門店「EVO3」を出店した。同社が運営する遊技場「ユーコーラッキーゆめパーク久留米店」隣で、スケールメリットを生かした魅力ある店舗づくりを進めている。地域のランドマークとなっている複合商業施設「ゆめパーク」の中でも、久留米東バイパスに面した角地の、ひと際目を引く立地にオープン。業界に対する規制が強まる中でも「今後も出店地を探している」と攻めの姿勢を崩さない。それは競争が激化するパチンコ業界の中でも、独自性のある魅力的な店舗づくりを徹底していること、地域に根差した社会貢献活動を実施し、社会的企業価値を高めているからこそできる経営手腕であろう。
「今後も経営多角化を進めるグループの総合力、そして70年の歴史が培った信頼性と実績を生かし、前向きな姿勢で臨みたい」と金海社長は意気込みを語る。
リサイクル事業を拡大し社会貢献活動を積極化
2本目の柱となるリサイクル事業の㈱ユーコーリプロでは、「遊技機のリサイクル」に業界でもいち早く着目し使用済み遊技機のリサイクル事業のパイオニアとして成長してきた。現在、その施設「西日本リサイクル工場」(福岡県)と「東日本リサイクル工場」(埼玉県)を所有しており、今後さらに拠点を拡大していく予定だ。
これは使用済み遊技機の不法投棄が社会問題化したことをきっかけに、メーカーによる遊技機回収システムが構築される中、その一員としてメーカーと一体となり、システムの構築と安定化を図ってきたもの。また幅広いニーズに応えるべく液晶付遊技機の有価回収にも注力。高度な回収・処理技術も可能にしている。
またマテリアルリサイクルが進み、今や同じ遊技機としてリユースのリサイクルに移行しようとしている。金海社長は「リユースにおいて重視すべき点はお客様からの声」だと受け止めている。メーカーの協力と同社のノウハウを融合させ、新たなリサイクルのモデル事業を進めることで、さらに社会貢献活動を活発化。「常に新たなリサイクルの提案をし続けることが当社の役目であり、それこそが循環型社会から求められる進むべき道」と考え新たなフィールドを開拓し、さらなる進化を求めている。
男性の育休取得実施など社員が働きやすい職場に
「働き方改革が勢いを増す時代。業界でもいち早く取り組んでいる」と説明する。残業手当や休日の取得については特に意識が高く、男性の産休取得や産前産後の時短勤務などを実現。従業員が働きやすい環境を整えている。「今は会社が仕事を押し付ける時代ではない。従業員の要望を組んで適材適所に配属し、仕事をまかせている」と自主性を重んじている。
人材の採用も積極的で、従業員の研修制度も充実しており、現場で即戦力になるよう教育している。70年で築いたノウハウや仕事に対する考え方を徹底して先輩社員が伝承。時代の変化に対応しつつも、これまで刻んだ歴史で培ったノウハウ、サービス力、経営力を最大の強みに「皆さまの笑顔をつくり、社会貢献ができる会社として成長していく」と意気込んでいる。
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