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創業65年の老舗電気工事会社

（写真下）宮﨑社長は同社が2019年から運営する
「友丘ひまわり子ども園」の理事長も務める。
今年3月23日には初の卒園式を実施。

県下有数の積水ハウス認定工事店

4月で創業65年目を迎えた。同社は宮﨑社長の父・宮﨑充氏のもとで1960年4月、博多区で産声を上げた。店舗物件の電気設備工事でスタートし、充氏が積水ハウス㈱創業者・田鍋健氏を経営の師と仰ぐ中、70年頃から積水ハウス案件を開始。現在は福岡有数の積水ハウス認定工事店へと発展を遂げ、これまでの施工棟数は延べ2万5000棟を数える。創業から半世紀以上の現在でも、長年の実績に裏打ちされた高い技術力を誇りに、「そこに住まわれる人」、「この街に住まわれる人」に応えている。

宮崎貴大専務をはじめ、30代人材が会社をけん引

近年は社員の人材教育に力を注ぐ。「社会に貢献する人材を輩出したい」という大志のもと、現在同業他社では珍しい30代の優秀な人材が揃っている。その一人が宮﨑社長の長男・宮﨑貴大専務（35歳）だ。卒業大学は文系出身にもかかわらず、持ち前のバイタリティーを生かし2011年に入社後は、電気工事の監理などができる難関資格・1級電気工事施工管理技士を取得。また、東日本大震災、熊本震災では電気工事職人・施工管理として復興支援に取り組んだほか、日常の工事現場においても、職人としてのキャリアを着実に重ねてきた。18年には30歳の若さで専務に昇格。宮崎社長のもとで学んだ組織マネジメント力を武器に、個性揃いの職人を束ねる。宮崎社長は専務について「職人畑を歩んできたからこそ、職人に寄り添ったマネジメントができるはず」と期待する。その上で、「私が現職に就いた38歳より以前に後継のバトンを渡したい」と明かす。3代目・宮﨑貴大新社長を見る日もそう遠くはない話のようだ。

宮﨑貴大　専務 みやざき・たかひろ／福岡市南区出身。1988年9月20生まれの35歳。中村学園大学流通科学部流通科学科卒。2011年4月に新卒で宮﨑電気商会入社。東日本大震災、熊本震災では電気工事職人・施工管理として復興支援に取り組んだ。2018年から現職。趣味はゴルフ

採用情報
募集職種／電気工事士、事務職、保育士、看護師
採用予定／2人
年間休日／事務職・120日、技術職は会社カレンダーに準ずる
問合せ先／TEL.092-851-5617
担当／宮﨑

（ふくおか経済EX2024年）