COMPANY
マスダセキユ(カ
増田石油(株)
〒810-0074 福岡市中央区大手門3-4-5 [MAP]
TEL:092-761-2211
http://www.masudag.co.jp https://www.beyondg.co.jp(BEYOND)NEW TOPICS
-新着情報-
「BEYONDグループ」として新たなステージへ
(写真右上)通古賀南店、(右下)コメダ珈琲店
石油製品の卸売、小売事業を主軸にLPガス、電力小売り、コメダ珈琲のFC事業など幅広く展開する増田石油㈱。22年からEC事業をスタートし、昨年6月には持株会社「BEYOND(ビヨンド)」を設立しホールディングス体制に移行した。時代のニーズに対応し、さらなる多角化経営を推進する。
持株会社設立で多角化経営を推進
世界の脱炭素化に伴い石油市場の縮小が予測される中、増田石油㈱は約20年前から非石油事業を開始し、太陽光発電事業やコメダ珈琲店のFC事業、電力販売、ビジネスホテル事業など多角化経営に取り組んできた。また、2022年からは釣り具用品を中心としたアウトドアブランド「UMIBOZU(ウミボウズ)」などを展開する㈱DOMODOMO、波佐見焼ショップ「natural69(ロック)」展開の㈲松尾商店をM&Aし、EC事業をスタート。ユニークかつコアなファン層を持つという各社の強みを生かし、企画開発やブランディングなどブラッシュアップでさらなる取引拡大を図っている。
そして昨年6月、持株会社「㈱BEYOND(ビヨンド)」を設立し、ホールディングス化へ移行。石油のイメージを与える増田石油ではなくビヨンドを看板に掲げることで非石油事業の展開をさらに加速する。「ビヨンドには、『~の向こうに』、『~を超えて』といった意味があり、進化や挑戦のメッセージを込めた。2026年に迎える創業100周年に向け多角化経営の土台を整えた」と増田社長は話す。
ホールディングスはビヨンドを筆頭に中核会社の増田石油とDOMODOMO、松尾商店3社で構成。新たに宅食などフード分野の事業強化を図る計画を進めるほか、今後はさらに幅広い領域の企業のM&Aを加速する。
(写真)フィロソフィー勉強会 |
既存事業もさらなる活性化へ
一方で主力のガソリンスタンド経営では、近年セブンイレブン併設店へのリニューアル工事を進め、地域の人から選ばれる店作りに取り組んできた。福岡、鹿児島に計14店舗運営しているガソリンスタンドのうち、22年末までに福岡市西区、春日市、うきは市、鹿児島市、太宰府市の合計5店舗を併設店に改装。経営面でも、スタッフがモニターでの給油監視業務の合間にコンビニ接客も担当することで隙間時間も有効活用し、大幅に利益率も高めることができた。「給油だけでなく地域の方の生活に貢献し、これからも企業価値をさらに高め続けていきたい」と話す。
「次代を見極め、迷わず未来を変える」
グループ設立に伴い、スタッフがひとつの方向に向かうためのフィロソフィー(哲学)を制定した。「次代を見極め、迷わず未来を変える」と定めたパーパスを最上位概念とし、それを実行するための行動指針・態度を表現したスピリット(精神)「次代のトビラを開く」、そして「俯瞰」「進化」「謙虚」をベースとしたバリュー(価値観)の3つからなるピラミッドだ。
同グループではそれらの理念を浸透させる説明会に加えてさまざまなスキルアップのプログラムも整備。管理職層を対象にビジネススキルと経営者マインドを養う「マスダビジネススクール(MBS)」の実施のほか、若手社員向けに問題解決力のスキルアップを図る「若増会(わかぞうかい)」ではスタッフが多く参加し、意欲的な学びの場となっている。「多角経営による多様なフィールドと未来志向で進化する人材を育成している。スタッフとともにグループとしてのさらなる発展を目指していきたい」と増田社長。社会のニーズを汲み取り、多様な事業を展開する同社の挑戦は続く。
増田成泰 社長 ますだ・しげやす/長崎市出身。1971年10月28日生まれの52歳。慶應義塾大学商学部卒。趣味はランニング、読書 |
採用情報
募集職種/販売職
応募資格/25年3月大学卒業予定者、既卒も可
採用実績/24年度0人
採用予定/3人
問合せ先/TEL.0120-41-5506(採用係直通)
担当/管理部 人事総務課
(ふくおか経済EX2024年)