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生活を支え、街をつくる会社

（写真左上）介護付有料老人ホーム「生活倶楽部ウィズ南片江」
（右上）デイサービス「ウィズランド博多」、グループホーム「ウィズライフ奈良屋」
（左下）介護付有料老人ホーム「生活倶楽部ウィズ長尾」
（右下）グループホーム「ウィズライフ別府」

地域の暮らしを支え、社会に貢献していく総合生活支援企業であるウィズグループ。ワークタイムシェアリングやデジタル化によって、臨機応変で効率的な働き方を整備してきた。「あくまでも介護は地域貢献の手段の一つ」という考えで、人々が生き生きと暮らせる社会のため、縁の下の力持ちとしてを街づくりを支えていく。

多様な選択肢のある働き方

「介護＝低賃金でハードワーク」という先入観があり、業界全体が慢性的な人手不足の課題を抱える。そうした中で、ウィズグループでは「全職員が全職員の幸せを想い、だれもが安心して暮らすことができる地域社会を創る」という理念のもと、職員それぞれのライフスタイルに最適な雇用形態の構築や、評価制度の見直しで働きやすい環境づくりを推進。夜勤専従の導入や子育てに対応するための時短勤務など、ワークタイムシェアリングの確立によって、働き方に多様な選択肢をそろえている。
待遇面に関しても「介護業界は低賃金という一昔前のイメージがいまだに残っているが、少なくとも当社では改善できている。労働時間においても雇用を増やすことで残業を減らし、徹底的にホワイト企業を目指している。職員を大切にすることが利用者の満足度につながり、それが理念の実現に結び付いていく」と想いを語る。

独自アプリで新しい情報発信

他の業界と比べて、IoTやICT活用が進んでない介護業界だが、同社ではコロナ禍にいち早くデジタル化に着手。全管理者にノートPCを配付し、リモート勤務やWEB会議を導入し、臨機応変で効率的な施設運営を進めてきた。この3月からは利用者の家族向けに、利用者の日々の状況が随時把握できる独自開発アプリ「1ページ」の導入をスタート。アプリ名には1ページに情報が網羅される利便性と、生活の1ページを届けていくという想いが込められており、個人情報を守りながら、家族からの問い合わせにもタイムリーに対応することで、より安心して生活できる体制づくりに着手している。
また、6月にはホームページのリニューアルも計画。利用者や求職者の目線に立ったツールへとシフトすることで、さらなる顧客満足度の向上と同時に、「生活をサポートするインフラサービスの提供」という考えを共有できる同志の募集にも力を入れていく。

介護福祉は「街を支えるかっこよさ」

過剰な負荷をなくし、無理のない施設運営のため、さまざまな形でDX推進も進めているが、介護現場にマンパワーが不要になることはない。だからこそ、人員確保は永続的に取り組むテーマとして常に追求していく。「求めているのは介護をしたいという人材だけでなく、街や地域の役に立ちたいという気持ち。福祉サービスは人々が生活しやすくなるためのツールのひとつであり、介護や保育は働く世代を支える生活インフラとして不可欠なこと。逆に言えば福祉が充実していない地域の経済発展は難しい。つまり福祉は街づくりの根底を担う縁の下の力持ちと言える。この『支えるかっこよさ』を一人でも多くの人に知ってもらえれば」と前川社長。
地域密着型で福岡の「街をつくる会社」として、ここで暮らす人々の人生の新たなページに彩りを加え、安心な地域社会の形成に貢献していく。

前川裕貴　社長 まえかわ・ひろき／大阪府出身、1984年10月23日生まれの39歳。2012年入社後、経理部・事業企画部を経験し、20年8月に社長就任。趣味はゴルフ、観葉植物

採用情報
募集職種／介護職
事務職
総合職
応募資格／2025年春に大学（大学院）、短大、専門学校を卒業予定の方（全学部学科）
採用予定／10人程度（予定）
問合せ先／TEL. 092-712-0306
担当／横山

（ふくおか経済EX2024年）