COMPANY
アイシグリーンシステム(カ
アイシグリーンシステム(株)
〒816-0814 春日市春日3-69-1 IGSビル8F [MAP]
TEL:092-575-4519
https://icgreensystem.jpNEW TOPICS
-新着情報-
会長念願の海外展開をさらに推進
ゴルフ場向けのシステム開発の同社が展開するiPadカートナビシステムの売れ行きが好調だ。2017年後半の販売開始から延べ400コースに納入しナビ導入コースのシェア30%を獲得。昨年は会長念願の海外進出も果たした。近年は若手プロゴルファーのスポンサーを務めるなど業界の振興にも意欲的だ。
主力のiPadカートナビ、導入コースのシェア30%を獲得
ゴルフ場向けのシステム開発・アイシグリーンシステム㈱。同社が展開する、iPadカートナビシステムの売れ行きが好調だ。これはiPadにGPSを使ったナビゲーションアプリを組み込んだもので、ゴルフ場で走行する各カートのフロント上部内側に、ケーブル1本でiPadを取り付けるのみ。利用者はコース案内からGPSを活用した正確な距離測定、他のカートの位置といったプレー中に役立つ情報を画面のタッチ操作で確認できる。また、スコアランキング機能やコンペ成績の確認も備えている。そして石下会長の「要望にはすべて応えたい」という思いのもと、無償のバージョンアップに取り組んできた結果、現在は100を超える機能を標準搭載している。
国内では、2017年後半の販売開始から約7年で延べ400コースに納入済。ナビ導入コースのシェア約30%を占める。もともと、「ゴルフ場さんが頭を悩ませるキャディ不足を解消したい」という会長自らの思いで、システムエンジニア歴50年を超える石下会長を中心に1年をかけて開発に取り組んだものだ。
海外ゴルフ場の利便性向上に貢献
昨年からは、同システムの海外展開を開始。進出の第一弾はマレーシアで、すでに同国の名門ゴルフ場「サウジャナ・ゴルフ&カントリークラブ」で納入実績もある。市場が大きい海外進出は石下会長の夢でもあった。そこで会長はシステム開発時から海外仕様の設計に着手。そしてファイル設計の最初に国コードを挿入し、日本語をはじめ、英語や中国語、韓国語などの多言語機能を搭載している。また、海外のゴルファーも使い勝手の良い商品となっている。海外のゴルフ場ではプレー管理のデジタル化が進んでいない現状がある中、「システムを通してゴルフ場の利便性向上に貢献したい」と思いを語る。オーストラリアや米国の販路拡大にも挑戦しており、海外では延べ100コースの納入を掲げる。
(写真)弊社所属の伊藤有志プロ(左)と梅山知宏プロ |
ゴルフ業界の振興に意欲的
スポンサー選手も活躍中
業界の下支えにも取り組む。2018年6月にはチャレンジツアーを中心に活躍する若手プロゴルファー、梅山知宏選手や伊藤有志選手、諸藤将次選手とのスポンサー契約を結んだ。さらに同年、筑紫ヶ丘ゴルフクラブ開催で(一社)日本ゴルフツアー機構が共催するAbemaTVツアーの2部プロトーナメント大会の特別スポンサーを務めている。大会名は、「iGolfShaper(アイゴルフシェイパー) Challenge in 筑紫ケ丘」。同社のシステム名にちなんだ大会では、前出の3選手が出場しており、好成績を収めている。石下社長は彼らの活躍を見守るのが自らの楽しみと話し、そして「業界を担う若手ゴルファーがたくさん活躍することを願っている。そのことが、業界のさらなる活性化につながるはず。そのお手伝いができたら嬉しい」と笑顔を見せた。
石下秀臣 会長 いしげ・ひでおみ/長崎市出身。1945年10月26日生まれの78歳。長崎工業高校電子工学科卒。卒業後、富士通㈱入社。システムエンジニアとして開発職に従事。23歳で地元・長崎のシステム会社に転職し、計28年でゴルフ場や薬局、電気工事、LPGと4分野の会計システムの開発・営業職に携わった。1996年、51歳の時に前出のゴルフ場会計システムを引き継いだ形で独立創業。趣味はゴルフ、中国語学習 |
採用情報
募集職種/①営業職、②プログラマー、③インストラクター
応募資格/高校、専門学校、短大、大学卒
採用予定/3人
年間休日/122日
問合せ先/TEL.092-575-4519
担当/鬼木
(ふくおか経済EX2024年)