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福岡空港に「コスタコーヒー」の九州1号店 双日ロイヤルカフェ


週刊経済2023年12月5日発行号

国内では都内に次ぐ4店目

カフェ事業を運営する双日ロイヤルカフェ㈱(東京都渋谷区、西尾真理子社長 以下SRC)は12月1日、福岡空港国際線旅客ターミナル(福岡市博多区青木)にヨーロッパ発のカフェブランド「コスタコーヒー」の九州1号店を出店した。
同社はロイヤルホールディングス㈱(同市博多区那珂3丁目、阿部正孝社長、以下RHD)と双日㈱(東京都千代田区内幸町2丁目、藤本昌義社長)が2023年1月に設立した合弁会社で、8月にコスタコーヒーの国内1号店を東京・渋谷に開業して以来、都内に3店舗を出店。「福岡空港国際線旅客ターミナル店」は、コスタコーヒーのFC加盟店として、コントラクト事業をロイヤルHDが、運営をロイヤルコントラクトサービス㈱が担当する。
場所はターミナルビル3階で、店舗面積は約71㎡。24の客席とスタンディングテーブルが置かれた店内は、「アップリフト」(意気揚々とする)をコンセプトとしたグローバルデザインを取り入れたほか、床材はリサイクル可能な天然素材を利用するなど、サスティナブルにこだわった内装となっている。
コスタコーヒーは1971年にロンドンで創業。現在までにイギリス・アイルランドで2800店以上、世界各国で1100店舗以上を展開するヨーロッパを代表するカフェブランド。日本では双日ロイヤルカフェが、ロイヤルHDが保有する外食事業でのサプライチェーンマネジメントや店舗運営ノウハウ、双日が保有するプロジェクトマネジメントやネットワークを活用することで全国展開を進めている。