NEWS

多目的コワーキングスペース開設に向け基金設置 (一社)中小企業事業推進機構


週刊経済2023年11月21日発行号

一口10万円

中小企業向け経営支援サービスを展開する(一社)中小企業事業推進機構(福岡市中央区舞鶴1丁目、島田晃徳、平井良明代表理事)は12月8日、多目的コワーキングスペースの開設に向けた基金を設置する。
糟屋郡新宮町の商業テナント内にコワーキングスペースやシェア型書店、レンタルスペースなどの機能を備えた施設「新宮CoCoスクエア(仮称)」の開設を計画しており、2024年度春の着工を目指し資金を調達する。施設規模は約450㎡を想定。一口10万円で、何口でも拠出可能。利息はつかず、返済は5年を経過した後に基金拠出者からの請求に応じて、定時社員総会の決議で決定する。募集は3月末まで。総額1千万円の資金調達を目指す。平井代表理事は「当機構では、勤務日数を週2日に限定した正社員雇用『週2正社員』の啓発を行っており、同施設では週2正社員のリスキリングなども実施する。地域社会とビジネスの発展をサポートする多機能施設にしたい」と話している。