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省エネルギー住宅、PPA事業普及に関する協定 東宝ホーム


週刊経済2023年11月21日発行号

福岡県、東京の企業と三者で

住宅づくりなどの東宝ホーム㈱(北九州市小倉北区下到津4丁目、渡部通社長)は10月16日、福岡県(服部誠太郎知事)、エネルギープロバイダー事業の㈱シェアリングエネルギー(東京都港区、上村一行社長)と省エネルギー住宅及びPPA事業普及に関する協定を締結した。
脱炭素社会の実現に向けて家庭部門における二酸化炭素排出量を削減するため、省エネルギー住宅及びPPA(電力販売契約)事業の普及を目指す。今回の提携で、同社は省エネ性能断熱等性能等級6(最高値7)以上の住宅を福岡県内に20戸整備し、シェアリングエネルギー社が同住宅に太陽光発電設備を供給、同県は整備にかかる費用の一部を補助する仕組みを採る。渡部社長は「2025年4月ごろまでに断熱性能6以上の住宅20戸整備を目指す。PPA事業と断熱等級の認知を広めたい」と話している。
渡部社長は松山市出身。1947年2月13日生まれの76歳。松山大学経済学部経済学科卒。趣味は映画鑑賞。
同社は1967年7月設立。資本金4500万円。従業員数約300人。2023年6月期売上高は約200億円。