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経常益は2・87倍の8億1600万円 ヤマウHD中間決算


週刊経済2023年11月21日発行号

売上高は14・5%増

コンクリート製品製造、販売のヤマウグループの持ち株会社ヤマウホールディングス㈱(福岡市早良区東入部5丁目、有田徹也社長)の2024年3月期中間連結決算は、売上高が前年同期比14・5%増の83億2600万円、経常利益が同2・87倍の8億1600万円で増収増益だった。
主力のコンクリート製品製造・販売事業が、好採算製品が計画より前倒しで出荷できたことや、高騰する原材料の販売価格への転嫁、さらに「地質調査・コンサルタント業務及び土木工事事業」において、大口のJV土木工事が計画以上に進捗したことなどで増収。また利益面もグループ全社で取り組んでいる製造原価と一般管理費の削減に加え、販売転嫁や「橋梁、高架道路用伸縮装置の製造・販売・設置工事事業」で製品販売の特需などが寄与し、営業利益は3・73倍の7億8700万円、純利益は3・62倍の5億3400万円とともに大幅増益となった。
通期は売上高が8・1%増の200億円、経常利益が2・1%増の21億5000万円の増収増益を見込んでいる。