NEWS

介護事業者の全国大会で運営施設がグランプリ さわやか倶楽部


週刊経済2023年11月14日発行号

秋田市の「さわやかさくらのもり」

東証スタンダード上場の㈱ウチヤマホールディングス子会社で、介護事業の㈱さわやか倶楽部(北九州市小倉北区熊本2丁目、山本武博社長)は10月16日、秋田市の運営施設が介護事例を研究発表する全国大会でグランプリを受賞した。
全国の介護事業者921法人が加盟する一般社団法人全国介護付きホーム協会(東京都港区、老松孝晃代表理事)主催の「第11回介護付きホーム事例研究発表全国大会」で運営する「さわやかさくらのもり(三浦由美子施設長)」が最優秀賞にあたるグランプリを獲得した。さわやか倶楽部と九州大学などで開発したアセスメントツール「ライフマップ」を活用して入居者の生きがいづくりに焦点を当てたライフプランを作成した結果、生活の質向上や身体機能の回復に繋がった事例などが評価された。また、「胃ろうからのTRY 食べることは生きること」をテーマにしたさわやか枚方館(大阪府枚方市、増田卓真施設長)の取り組みも優秀賞を受賞した。三浦さわやかさくらのもり施設長は「ライフマップを活用して、入居者一人一人に寄り添った支援ができるようにしたい」と話している。