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TheFace2023

やぐらもんグループ


仁泉 浩

やぐらもんグループ 会長

にいずみ・ひろし/1965年10月23日博多区東中洲千日前生まれの58歳、金融機関やアパレル商社海外事業本部勤務を経て、29歳で社会福祉法人経営に携わる。福岡県婦人保護•救護施設協議会会長を述べ10年務めたのち2009年やぐらもんグループを設立。博多部では博多区冷泉校区書記、祇園町自治会長、櫛田神社宮総代でありながら、福岡部でも総務省九州管区行政管区評価局行政相談委員を務め、福博の地域振興をライフワークにする
(写真)博多区冷泉町の「THE EDGE」1階にサテライト健康食堂「博多やぐらもん1号店」をオープンする

 

サテライト健康食堂でCEL,Sの推進

2024年新春に博多区冷泉町にサテライト健康食堂「博多やぐらもん1号店」を開業する。「活力注入」をコンセプトに福岡・九州産の食材を使ったランチを提供。日替わりで小鉢や副菜・主菜・ご飯・汁物を2種類用意し、それぞれ選ぶオーダーシステムで、2択ではなく32通りのメニューとなり、顧客の趣向に沿いながらフードロス防止にもつなげる。新年度を目安に早朝7時より阿蘇の野菜スムージーのサブスクや「博多ん朝飯」を提供し、朝活需要も掘り起こす。また、サテライト社員食堂として法人契約にも対応。近年、企業に求められる従業員の健康管理や福利厚生の充実につながり、企業価値向上に貢献していく。「支店の街で近隣オフィスは単身赴任の方も多い。栄養バランスの良い食事で、健康管理もサポートできれば」と想いを語る。
毎月第2・4日曜日には、子ども食堂「ワンヘルス&キッズカフェ」を開催。福岡県が推進するワンヘルスの一環として、動物との共生社会や食育について学ぶ場として活用する。「事業の根幹にあるのは社会的意義。CS(顧客満足)、ES(従業員満足)にLocal・Satisfy(地域満足)のCEL,S(セルス)ビジネスで、シン・地域密着型企業となり、地域に愛される店舗を目指す」と決意を表した。

 

DATA
所在地/〒812-0038 福岡市博多区祇園町2-24
TEL /092-707-0149
設立/2009月3月
資本金 /1,380万円(グループ合計)
事業内容 /飲食・食産事業、地域活性化事業(宮地嶽神社秋季大祭福津マルシェ、伝統芸能コンテンツによるイベント)、社会事業(障がい者就労継続支援B型事業所、住宅確保要配慮者居住支援事業)
拠点 /博多やぐらもん(博多区冷泉)、ギャラリーカフェnakuiro-hairo(中央区大名)、博多んステーキ(博多区中洲2025年2月OPEN予定)、就労支援やぐらもん筥崎社領(東区社領)、居住支援法人やぐらもん(東区社領)、やぐらもんビル(中央区今川)、グループ本部・会長室(博多区祇園町)

http://yaguramon.jp

(ふくおか経済2023年11月号FACE)