NEWS

売上高は2・1%増の92億円 丸東産業9月中間期


週刊経済2023年10月24日発行号

高付加価値商品拡販で増収増益

包装資材製造の丸東産業㈱(小郡市干潟、尾﨑太郎社長)の23年2月期第2四半期連結決算は、売上高が前年同期比2・1%増の92億2900万円、経常利益が15・0%減の3億3300万円の増収増益だった。
袋を開封した時に段差ができて開けやすい「掴めるくん」や乾燥剤フリー「吸湿くん」などの商品を提案し、付加価値が高い製品を拡販したほか、原材料価格の高騰に対して一部を製品価格に反映したことで増収。利益面では今年5月に稼働した福岡第2工場で新たな生産技術の確立や生産自動化の努めた結果、増益となった。半期の純利益は17・0%減の2億3400万円。
通期では、売上高が前年同期比2・6%増の186億円、経常利益は同4・2%増の6億2 000万円、当期純利益は3・4%増の4億3 000万円で増収増益を見込んでいる。